サンバーン
劇場公開日:1979年8月25日
解説
アカプルコで起こった1人の男の事故死をめぐって、保険調査員とモデルが、事実をつきとめるまでを描くミステリー・アクション映画。製作はジョン・デーリーとジェラルド・グリーン、監督は「バニシング・ポイント」のリチャード・C・サラフィアン。スタンリー・エリンの「空白との契約」を基にスティーブン・オリバー、ジェームズ・ブースとジョン・デーリーが脚色。撮影はアレックス・フィリップス・ジュニア、音楽はジョン・キャメロンが各々担当。出演はファラ・フォーセット、チャールズ・グローディン、アート・カーニー、エレノア・パーカー、ジョーン・コリンズ、シーモア・カッセル、ロビン・クラーク、ジョーシ・グッドフェロウ、ジョージ・ルークなど。
1979年製作/アメリカ
原題または英題:Sunburn
配給:松竹=富士映画
劇場公開日:1979年8月25日
ストーリー
アカプルコの昼下り、太陽の照りつける中、疾走する1台の車が酒場に激突して炎上した。そして運転していた男が死んだ。一匹狼の保険調査員ジェイク(チャールズ・・グローディン)が死亡したアカプルコの住人ソーレンの死因の確認を依頼された。もし、事故死なら、保険会社は2週間後に500万ドルを支払わねばならず、それを阻止できれば、彼に10パーセントの報酬が入ってくる。ジェイクの考えた作戦は、妻を仕立て、ソーレンの家付近に住みこませ、真実を探ろうというものである。そこへやってきたモデルの美女エリー(ファラ・フォーセット=メジャース)は、早速ジェイクに使われるハメになった。ソーレンの顧問弁護士の隣人となった2人は、弁護士夫人ネラ(エリナ・パーカー)や息子カール(ロビン・クラーク)、その妹ジョアンナ(ジョーン・グッドフェロー)と顔なじみになる一方、弁護士一家とソーレン家に盗聴器を仕掛けることに成功した。古い付き合いの老私立探偵マーカス(アート・カーニー)の手を借りたジェイクは、ソーレンが恐喝されていたこと、そして彼がドブス(セイモア・キャッセル)という男と会ってから、弁護士と通っていたサウナヘ足を踏み入れたくなったことなどを知った。さらに、第2大戦中の人間関係がからんでいることを知った。そして、ソーレンの事故現場に居合せたバスク(ジョージ・ルーク)、この一帯を動かすギャング組織のボス、ゲラとその手下たちが、ソーレンを死に追いやったことをつきとめた。やがてエリーの協力などでジェイクはそれを証明することに成功するのだった。
スタッフ・キャスト
- 監督
- リチャード・C・サラフィアン
- 脚本
- スティーブン・オリバー
- ジェームズ・ブース
- ジョン・デイリー
- 原作
- スタンリー・エリン
- 製作
- ジョン・デイリー
- ジェラルド・グリーン
- 撮影
- アレックス・フィリップス・Jr.
- 音楽
- ジョン・キャメロン
- 字幕
- 清水俊二