百万長者と結婚する方法

劇場公開日:

解説

百万長者との結婚を夢見る3人の女の奮闘を、マリリン・モンロー、ローレン・バコール、ベティ・グレイブルの豪華競演で描いたロマンティックコメディ。気の強いシャッツィ、強度の近眼のポーラ、うっかり者のロコら3人のモデルは、大金持ちの男を射止めることを目的に、ニューヨークの高級アパートでルームシェア生活を始める。シャッツィは偶然知り合った男トムに誘われるが、みすぼらしい身なりの彼を失笑し相手にしない。ある日、大金持ちが集まるパーティに招待された3人は、それぞれ知り合った男と結婚にこぎ着けるべく奮闘するが……。1953年製作で、日本では54年に劇場公開。2020年8月、人気声優による名画吹き替えプロジェクト「NEW ERA MOVIES」で新たに制作された吹き替え版(シャッツィ・ペイジ役=大谷育江/ポーラ・デベヴォア役=Lynn/ロコ・デンプシー役=ファイルーズあい/トム・ブルックマン役=落合福嗣)で公開(モービー・ディック配給)。

1953年製作/96分/G/アメリカ
原題または英題:How to Marry a Millionaire
配給:モービー・ディック
劇場公開日:2020年8月28日

その他の公開日:1954年3月(日本初公開)

原則として東京で一週間以上の上映が行われた場合に掲載しています。
※映画祭での上映や一部の特集、上映・特別上映、配給会社が主体ではない上映企画等で公開されたものなど掲載されない場合もあります。

スタッフ・キャスト

全てのスタッフ・キャストを見る

受賞歴

第26回 アカデミー賞(1954年)

ノミネート

衣装デザイン賞(カラー) チャールズ・ル・メア トラビーヤ
詳細情報を表示

関連ニュース

関連ニュースをもっと読む

フォトギャラリー

映画レビュー

3.5【”結婚は金目当てではなく、本当に恋した人とするモノだよ!”3人の美人モデルが大金持ちと結婚するためにイロイロと画策し奔走する中、真の結婚の意味に気付く姿をコミカルに描いた作品。】

2024年1月2日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

楽しい

知的

幸せ

■ニューヨークでモデルをしているド近眼のポーラ(マリリン・モンロー)、バツイチの大金持ちの男と結婚する計画を立てたシャッツィ(ローレン・バコール)、ロコ(ベティ・グレイブル)。
 彼女たちはお金持ちとの結婚を夢見て、高級マンションを借り共同生活を始めマンション内の家具を売ってお金を作る。
 そして、裕福な相手を見つけたり、お金はないが魅力的な男性と出会うといった経験を経て、彼女たちの結婚観が変わっていく。

◆感想<Caution!内容に触れています。>

・今作では”お金持ちと結婚する!”と考えて、色々と企んだ3人の美人モデルが、真の恋に気付く様をコミカルに描いている。

・個人的には、眼鏡を掛けたド近眼のポーラを演じたマリリン・モンローが可愛かったな。

<ラスト、シャッツィが老齢のお金持ちと結婚式を挙げる瞬間に罪の意識から、式をキャンセルし、自分に恋心を抱くトムの普段着の服装に何だかんだ言いながらも、彼の想いを受け入れる姿。
 そして、ラスト、三組のカップルがカウンターで気取らない食事を摂った後に、トムが懐から札束を出してお金を払うシーン(で、それを見て、ポーラ、シャッツィ、ロコがずっこけるシーンは吹き出してしまったぞ!が)は笑えたなあ。
 結婚はお金目当てではなく、本当に恋した人としないとね!>

コメントする (0件)
共感した! 1件)
NOBU

3.0主役はローレン・バコールみたいだけど

2023年8月23日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

笑える

楽しい

萌える

百万長者と結婚するため三人の女性が奮闘する話。
マリリン・モンローは近眼ネタで、ローレン・バコールは家具ネタで、ベティ・グレイブルはおっちょこちょいネタで笑わせてくれる。
存在感は群を抜いてマリリンです。

コメントする (0件)
共感した! 0件)
いやよセブン

3.5ローレン・バコールの映画である

2023年5月27日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:VOD

マリリン・モンローの映画ではない。
言わずもがな、ローレン・バコールの映画である。セリフの中にも『アフリカの女王』の逸話が入っている。彼女こそ、ハンフリー・ボガート夫人。年の差26歳。
洒落た寓話だが、所謂、ハーレクイン・ロマンスものの元祖なのかなぁ。

コメントする (0件)
共感した! 1件)
マサシ

4.0東宝喜劇です

2021年8月13日
PCから投稿

軽快な脚本と売れっ子スターをあてがわれたサラリーマン監督が手際よくチャチャッと撮影したような娯楽作品ですので、テーマ性とか無関係ですが、気軽でとても面白かったです。
雰囲気が松竹、日活、大映というよりは東宝で決まり。モンロー君、決して大根じゃないです。なかなか達者です。

コメントする (0件)
共感した! 0件)
越後屋