ピックポケット!

劇場公開日:

解説

“スリ”の常習犯が密輸団の宝石を盗んだことから大事件に巻きこまれるというクンフー・コメディ。製作はリー・イン・ジョウ、監督は「燃えよデブゴン」(81)のデブゴンことサモ・ハン・キンポー。脚本はウォン・ビン・ヤオ、撮影はリュ・クワン・ウェイ、音楽はポン・ジュン・シンが各々担当。出演は監督も兼ねるサモ・ハン・キンポー、フランキー・チャン、ラウ・ハク・スモン、デディー・パンなど。本国題名は、「提防小手」。

1981年製作/香港
原題または英題:Carry On Pickpocket 提防小手
配給:日本ヘラルド映画
劇場公開日:1983年1月22日

ストーリー

マイ・コー(サモ・ハン・キンポー)とチェン(フランキー・チャン)は、今日もマンションの一室で“スリ”の特訓中。あらゆるテクニックを身につけようとマネキン相手に奪闘している。その後は、ボスのキム(ラウ・ハク・スエン)とその娘アン(デディー・パン)を混えたミーティングだ。二人はボスに最近報酬が少ないと嘆くことしきり。歳はとってもひと一倍のファイトをもつボスはそんな二人のグチに耳をかそうともしない。いつもボスに頭の上がらないコーとチェンだ。ミーティングが終わり早速仕事に取りかかる4人。オフィス街、デパート、銀行などをめぐりながらカミソリなどを使って4人の好プレーが開始する。単独行動なしが彼らの掟なのだ。仕事の疲れを癒そうとディスコにやって来たコーとチェン。コーは、リン(D・イップ)という名の美女に一目惚れし接近した。彼女の方も応えて二人はいっしょに踊った。その時、相棒のチェンがチンピラにからまれ、コーが得意のクンフーを披露してチンピラをやっけた。その間にリンが姿を消しており、ガッカリするコー。翌日、電話番号をたよりにリンの家を訪ねた彼は、家に入って彼女が婦人警官であり、しかも子供がいると知ってショックを受けた。彼が死んでずっと一人だというリンをコーはやさしく抱いた。ある日、コーはリンから意外な相談を受ける。密輸団とその背後の組織を一網打尽にするために、ある男の懐から宝石をスリ取って欲しいというのである。喜んでひき受けたコーは早速行動開姶。チェンと共に見事盗みに成功。しかし運悪く、その場に居合せたウー巡査部長にコーは逮捕され、チェンは物を持ってオートバイで逃走した。後を追う密輸団。どうにかゴマかして釈放されたコーは、家に戻る早々密輸団に襲われるが、チェン、アンと共に逃亡に成功。リンに宝石をあずけて、彼女の知恵をかり密輸団と取り引きすることにするコー。取り引き場所は、ある港に浮かぶ貨物船。まさにコーたちと密輸団の取り引きが行なわれようとしていた。しかし宝石箱の中はカラだった。それはすべてリンの仕業だったのだ。婦警などとは全くのウソで、はじめからコーを騙し利用して宝石を横取りしようと彼に近づいたのだった。気がつくのがあまりに遅かった。密輸団との大格闘がはじまった。怒りに燃えるコーの名誉挽回の闘いが火ぶたを切った。

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スタッフ・キャスト

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受賞歴

第80回 アカデミー賞(2008年)

受賞

短編実写映画賞  
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映画レビュー

3.0娯楽映画

2023年2月26日
iPhoneアプリから投稿

カステラ全然美味しそうに見えないけど、なんか話の辻褄が結構わからないところあるけど、 サモハンキンポーのパンのダンスと全体的に可愛いくて好きだから好きな映画。ヤケになって車に轢かれそうになって迷惑けてるのもかわいい。全部かわいい。

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