ビスマルク号を撃沈せよ!

劇場公開日:

解説

第二次大戦初期の北大西洋を部隊に、独の不沈戦艦ビスマルク号を戟沈するまでの英国海軍の苦心を描いたもの。C・S・フォレスターの同名実話小説を「誇り高き男」のエドモンド・H・ノースが脚色し、「善人は若死にする」のルイス・ギルバートが監督した。撮影はクリストファー・チャリス(英国で撮影した)。出演は「39階段」のケネス・モア、「大戦争」のダナ・ウィンターのほか、カール・モーナー、ローレンス・ネイスミスら。製作ジョン・ブラボーン。

1960年製作/アメリカ
原題または英題:Sink the Bismarck!
配給:20世紀フォックス
劇場公開日:1960年6月11日

ストーリー

1941年の春、ドイツ海軍は猛威をふるい、地中海、欧州本土沿岸の制海権を手中にし、イギリス海軍の海上輸送路を各所で封鎖した。その頃、シェパード大佐(ケネス・モア)は海軍省の作戦部長に着任した。部員の1人で美しい女性アン(ダナ・ウィンター)は彼の威厳さのかげに、悲しい過去を察知した。彼は愛妻を空襲で失い、乗組んでいた艦を沈められた。1人息子のトムは空母アーク・ロイヤルの機上射手をしていた。作戦部にビスマルク出動の情報が入った。排水量4万2000トン、速力25ノット、15インチ砲8門を装備した快速戦艦を捕捉することは容易でなかった。が、これを撃滅しないとイギリス海軍の死命にかかわる。作戦部は北大西洋艦隊にビスマルク迎撃を命じた。悪天候をついて戦艦フッドとプリンス・オブ・ウェルズが捕捉したものの、フッドは轟沈、ウェルズも損害をうけて敗走した。シェパード大佐をはじめ、作戦部は意気消沈。首相チャーチルは万難を排してビスマルクを撃沈せよと命じた。シェパードは他の作戦を総て犠牲にして、空母アーク・ロイヤルをはじめとする主力艦を投入した。巡洋艦がビスマルクを見失ったため、アーク・ロイヤルから索敵機が発進した。間もなく、シェパードの所にトムの塔乗機が行方不明の報せが入った。が、戦艦キング・ジョージ5世とロドニーがビスマルクを捕らえた。燃料不足のビスマルクはフランスの独軍港に急いでいた。なんとかして敵の制海空権下に入らないうちにと、シェパードは艦載機の攻撃を命じた。魚雷攻撃は成功し、ビスマルクの速力は10ノットに落ちた。すかさずジョージ五世の一斉射撃、駆逐艦の雷撃が開始され、さしもの不沈艦ビスマルクも、その巨体を大西洋の底に沈めた。トム生存の報が入り、シェパードの喜びは大きかった。5日ぶりの外の空気はうまかった。

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スタッフ・キャスト

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映画レビュー

5.0戦争映画好きならマスト

2018年9月1日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

戦争映画好きで本作を観て無いなんてことは有りませんよね 戦艦ビスマルクはドイツとって、日本の戦艦大和のイメージに相当する当時最強最高の戦艦 事実、大和が完成するまでは世界一の戦艦 これを迎え撃つイギリス海軍司令部と艦隊 戦艦同士の砲撃戦は迫真の出来映え イギリス艦隊の旗艦戦艦フッドの轟沈シーンは見物 もし未見の軍事マニアはすぐに観て下さい 感激を保証します

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あき240