パルプ・フィクションのレビュー・感想・評価
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タランティーノの詰め合わせ
時系列が繋ぎ合わさる瞬間が1番の魅力?キャラクターの個性が可愛い。頭の皮剥がないけど飛び散った脳みその掃除はする。映画をよく見る人にとってはクセのあるコメディドラマとして好かれるのかも。これを好きって言う人は物事を斜めから見る人なんだろうなぁ…( ˘ω˘ )
洒落ているけどよくわからない
無茶苦茶で下品だけどお洒落でイカれている。 ただ、結局のところ全体を通して何が言いたいのかはよくわからない。 監督の頭の中にある何かを全力でぶちまけてみた感じだろうか。 全体的な感想は、誤解を恐れずにいえば、パリコレの服みたいなものか…。 何やらスゴイ!お洒落!とは思うものの、庶民には関係ないかなという感じ。
まあ、暇つぶしとしてなら面白いけど、所詮クソ映画。少なくても芸術性...
まあ、暇つぶしとしてなら面白いけど、所詮クソ映画。少なくても芸術性などカケラもない。偉い賞を取ったとか映画評論家が絶賛するからといって、抽象的な褒め言葉を並べるエセ評論家に騙されるな。題名の通りトイレでコトを済ませながら、タダ同然のオンライン配信を携帯で観れば十分。
くっだらねえ糞ストーリー(誉め言葉)
おいお前。君じゃない、どんな映画にもすぐメッセージ性求めちゃうそこのお前に言っている。映画のタイトル理解してっか?教養がねえだとか、結局作り手は何が言いたいの?とかさ。pulp fiction って言ってんじゃんか。頭空っぽにして楽しめばええんや。子供に戻ろうぜ。 タランティーノの最高傑作。センセーショナル。こいつ映画で遊んでるわ〜楽しんでるわ〜。スルメ映画。
本気のスターばっか出てくるマヌケなコメディ映画。超軽く観れる。何回...
本気のスターばっか出てくるマヌケなコメディ映画。超軽く観れる。何回もみて味が出るとかではない。楽しいけど特に得るものはないし、色々汚いし好きな映画ではない。ブルースウィルスの恋人役の純粋で抜けてる感じがなんか可愛いかった。
合わさる話
それぞれの物語が単独で進んでいく。その一つひとつの物語には、特に意味は見出せず、内容もおもしろいものではない。 それらが最後につながる?ところが本作の見どころか。 この手法は今となってはありがちだが、当時は斬新で、衝撃だったのだろう。 どうも、一つひとつの物語が弱すぎでのめり込むことができなかった。 役者がとてもかっこよく、点数はほぼそれ。
これは面白い!
観終わった後の一言… 「これは面白い!」 複数の物語が最後に繋がり、一本の線になった時の爽快感がトンでもない!!しかも時系列がバラバラなのにも関わらず、その軸となる背景を崩さずに構成された完璧な編集!! …と感心はしたものの、会話や出来事は本当にくだらないです。ラストは「おぉ…」と納得しましたが^^; あと、サミュエル・L・ジャクソンに髪の毛があってビックリしました。髪の毛あるサミュエルを久々に観て、なんていうか…はい(笑)
最高の"映画"体験
きっとこの映画で起こることの全てを文字に起こして読んでも全然面白くないと思う。ストーリー一つ一つ自体はまさしくパルプなフィクションで、そのストーリー自体にはほとんど意味はない。なのにこの映画が最高なのは、そのしょーもない話をタランティーノが映画の呼吸、リズムの中で語ると、どうしようもないくらい見る側をワクワクさせる極上のエンターテインメントになってしまうところだと思う。ストーリーもセリフもキャラクターも暴力も、全てが極上の"映画"体験として楽しめるという、個人的には映画の一つの到達点とも言えるぐらい極上の一本。
面白い!
ジャケットがとても有名ですよね。 ジャケットの女の人が主人公でキルビルみたいな感じなのかと思ってました笑 時系列で主人公が変わるとすごく世界が広く深く思え、奥行きを感じました。 わからない言葉やネタはあったけど わからずともハチャメチャで面白かった!
いいね!
とてもよかった!センスが良いというか、惹きつけられた。ユーモアも素晴らしかったし、オムニバス的なつくりで飽きなかった。大げさに迫力を出したり必死に笑いを誘ったりだとか感動をさせようとしていないのがいい。真面目な映画も良いが、こういった軽いB級映画も観てみるといいと思う。凄くクールな作品。 タランティーノに興味がわいたのでHuluで配信されているスシガールを観たがパルプフィクションのような魅力的な作品には感じなかった。
映画の面白さってこういう事。
時間軸が次々に変化していくものの、ストーリーは至ってコンパクトにまとめていて最後まで見飽きない。 特にシーン毎に繰り返される聖書の言葉がラストにカタルシスとなるのがまた良しです。 豪華キャスト陣を見事に調理したなぁ…と唸る一作でした。 当時から今なお第一線、一流で活躍している俳優女優ばかり。 サミュエルの目力はやはり来るものがありますね。 面白い作品でした。
Dead Nigger Storage
総合75点 ( ストーリー:70点|キャスト:80点|演出:80点|ビジュアル:70点|音楽:75点 ) 俺の家の前に「ニガーの死体保管所(Dead Nigger Storage)」という看板が見えたか?何故それがなかったかわかるか?それはニガーの死体を預かるのは俺の仕事ではないからだ! Jimmie: When you came pulling in here, did you notice a sign out in front of my house that said "Dead Nigger Storage"? Jules: Jimmie, you know I ain't seen no... Jimmie: Did you notice a sign out in front of my house that said "Dead Nigger Storage"? Jules: No. I didn't. Jimmie: You know WHY you didn't see that sign? Jules: Why? Jimmie: 'Cause it ain't there, 'cause storing dead niggers ain't my fucking business, that's why! 過って車内で撃ち殺してしまった黒人の死体を隠すために、近所に住むジミーの家に駆け込んだ殺し屋二人が、思いっきり迷惑顔のジミーに言われた台詞である。 世界中どこを探しても「ニガーの死体保管所」なんて場所も「ニガーの死体を預かる仕事」も存在するわけがないわけで、ニガーという黒人差別用語を連発しながらそれをあえて喋るジミーを演じるのはタランティーノ監督本人。こんなことを映画の中で言ってもいいのかと驚き呆れつつも笑ってしまう。この場面だけでもこの映画は観る価値がある。 だが最近観た日本語版のテレビ放送はこの台詞がずいぶんとまろやかに変えられていたのは残念で、ここは原版そのままの台詞を聞いてほしい。 作品には不幸になるものもそうではないものも賢く強いものもくだらない弱いものも登場するが、普通の人は出てこない。麻薬や同性愛や犯罪に禁忌も恐れずにむしろあえてそこに踏み込み、あちらこちらに皮肉が効いた台詞や行動や物語がある。例えば尻の穴の中で数年間過ごした時計のために命を張るものもいれば、そのためにお尻をほじくりかえされたり死ぬものもいる。それでお馬鹿な登場人物たちとお馬鹿なことに巻き込まれる登場人物たちを笑い飛ばす。冗談で作ったのか真剣にくだらないことを狙って作ったのかわからないが、演出と視点が独特で斬新だったし、これがタランティーノらしさというもの。 低迷していて忘れかけられていたトラボルタもこの作品で復活、若きころの彼の出世作「サタデーナイトフィーバー」とは異なる不良の大人の踊りを太い中年腹を揺らしながら見せる。
簡単に人を殺すと思いきや
いや、簡単に殺しますけども。 なんというか、トラボルタがツイスト踊るのがカッコよすぎて困ります。 トラボルタは苦手なタイプなんだけど。 もう、あのダンスだけで高評価になってしまう。 揺れたり、リズムとったりしてるだけなのに、セクシーとはこれいかに。 だんだん殺さなくなってくるのがまたいい。 屁理屈こきやがって、なところもありますが、屁理屈こいてでも殺さない方がいい。 あと、お尻の穴は優秀な隠し場所なんだなぁ、と再認識しました。 ユマ・サーマンがこんなに汚ないこともやってくれるのか、と驚きもした。 段取を考えて手配するだけのあの人が抜群にお気に入りですが、時計を届ける場面も大好きです。
変な魅力のある映画
もちろんはじめて見たのではない。 あんまり熱心に語ると馬鹿をみそうでもある。 それくらい映画を見ている人ならみんな見ている映画だろう。 ごちゃごちゃしていそうで、まとまっているし、断片、というか情報量は多いのにコンパクトだ。 実はなにも語っていない映画だと思うが、人間の行動心理はよく観察されていて、巻き起こる出来事の突飛さに相反して、各役の言動にはとても合点がいくものがある。 これがすごく大事で、自分がその立場になったとき、どうするか、どう動くか。そうは動かないだろう、なんでそこで逃げない、なんでそこでそんな言葉が出る等、へたな映画はだいたいそんな場面がてんこ盛りだったりする。それは目立たない地味な映画の下敷きみたいなもので、それが基本あって、その上で成り立つのがストーリーだったりすると思う。出来の良い下敷きに実は何も乗ってない映画、そんな歪さも魅力の一つなのかもしれない。
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