劇場公開日 1994年10月8日

「最高の"映画"体験」パルプ・フィクション Movieアパートさんの映画レビュー(感想・評価)

5.0最高の"映画"体験

2014年11月4日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

興奮

きっとこの映画で起こることの全てを文字に起こして読んでも全然面白くないと思う。ストーリー一つ一つ自体はまさしくパルプなフィクションで、そのストーリー自体にはほとんど意味はない。なのにこの映画が最高なのは、そのしょーもない話をタランティーノが映画の呼吸、リズムの中で語ると、どうしようもないくらい見る側をワクワクさせる極上のエンターテインメントになってしまうところだと思う。ストーリーもセリフもキャラクターも暴力も、全てが極上の"映画"体験として楽しめるという、個人的には映画の一つの到達点とも言えるぐらい極上の一本。

Movieアパート