薔薇の名前

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劇場公開日:

薔薇の名前

解説・あらすじ

「愛人 ラマン」「セブン・イヤーズ・イン・チベット」のジャン=ジャック・アノー監督が、ウンベルト・エーコの同名小説を実写映画化したゴシックミステリー。宗教裁判が激化する14世紀のヨーロッパ。イギリスの修道士ウィリアムと見習い修道士アドソは、重要な会議に参加するため、北イタリアの修道院にやって来る。到着早々、彼らは修道院で若い修道士が不審な死を遂げたことを知る。院長によると、死んだ修道士は文書館で挿絵師として働いていたという。事件の調査を依頼されたウィリアムたちは真相を求めて奔走するが、さらなる殺人事件が起こり……。修道士ウィリアムをショーン・コネリー、見習い修道士アドソをクリスチャン・スレイターが演じた。

1986年製作/132分/フランス・イタリア・西ドイツ合作
原題または英題:The Name of the Rose
配給:東北新社
劇場公開日:2023年4月7日

その他の公開日:1987年12月11日(日本初公開)

原則として東京で一週間以上の上映が行われた場合に掲載しています。
※映画祭での上映や一部の特集、上映・特別上映、配給会社が主体ではない上映企画等で公開されたものなど掲載されない場合もあります。

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(C)1986 Neue Constantin Film Produktion GmbH

映画レビュー

3.0あと一歩

2025年6月13日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

ボイスオーバーの多さに辟易したが、全体的には好きだった。ショーン・コネリーとムーンレイカーの悪役の共演は007ファンとしては熱かった。
スターウォーズのノリはテンプル騎士団などのキリスト教の組織からきていることを思い出した。
キリスト教の病的な姿の描写が好きだった。ギリシャ哲学によって思考するショーン・コネリーの頼もしさと色気は素晴らしい。悪役のキリスト教も彼の敵役として中々よかった。

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悠

4.0宗教の意味

2025年5月22日
PCから投稿

とても面白い映画でした。
ショーンコネリーの演技の素晴らしさ、重厚なストーリー。
重々しい画面構成が映える映える。

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みる

4.5カツラを取ったショーン・コネリー‼️

2025年2月23日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル、DVD/BD、TV地上波

楽しい

怖い

興奮

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活動写真愛好家

4.5真理がわれらを自由にする。

2023年11月19日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

今は亡きコネリー様を偲ぶ。
原作既読。原作は、重層的に織り込まれた意味のおそらく10分の1も理解できていないと思うのに、表の皮一枚でしかない探偵小説の部分だけでもメチャメチャ面白い、という稀代の名著であった。
映画版はそこに迫ることはできないのだけれど、それでも滋味あふれる賢者の佇まいのコネリー様、そしてまだ10代半ばピチピ…溌剌とした生命力あふれるスレイターのコンビは、陰鬱とした修道院の闇を照らす一筋の灯火のように謎に迫っっていく。
知識は力であり特権であり、権力の象徴でもあった時代を窺い知ることで、ようやくここまできたんだという事を噛み締めつつ、逆戻りすることだけは避けたい、と強く思った。

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なお