バニシング IN 60"
劇場公開日:1975年6月21日
解説
高級車ばかり狙う6人組のプロ・ドライバーが披露するカーチェイス・アクション。製作・監督・原案・脚本はH・B・ハリッキー、撮影はジョン・ヴァセク、音楽はフィリップ・ハチャトリアン,編集はワーナー・E・レートン、スタントはブッチ・ストックトン、フィル・ウッズが各々担当。出演はH・B・ハリッキー、マリオン・ブシア、ジェリー・ダウギルダ、ジェームズ・マッキンタイア、ジョージ・コールなど。
1974年製作/98分/アメリカ
原題または英題:Gone in 60 Seconds
配給:松竹・富士映画
劇場公開日:1975年6月21日
ストーリー
メインドリアン・ペース(H・B・ハリッキー)は、表向きは保険会社の調査員で依頼された盗難車の調査をする〈チェイス・ラボラトリー〉を経営していたが、実は高級車だけを盗むプロの泥棒だった。仲間は臆病者のユージーン(ジェリー・ダウンギルダ)、その妹パムプキン(マリオン・ブシア)、ペースの弟コーリス、ユージーンの弟スタンリー(ジェームズ・マッキンタイア)ら全部で6人。ある日、ユージーンの結婚式のため、ロサンゼルスからニューヨーク州ダンカークに来ていたペースのもとに、盗み出した車が40万ドルで売れるという契約がとび込んできた。ペースは夢中になった。だがこれは全員が力をあわせなければ遂行できない。そのことをユージーンに告げると彼は、新婚旅行を理由に反対した。ペースはユージーン抜きで決行することを決めた。契約履行のために何台かの高級車を5日間で盗んで港まで届けなければならない。ロサンゼルスに戻ったペースたちは、その見事な手口でロールスロイス、キャデラック、リンカーン、ダッジ・チャレンジャー、オリー・ブロンコを含め、52台もの高級車を盗むことに成功した。しかし“エレナー”というコードネームがつけられた黄色い73年型ムスタング・マッハだけが他の車に較べなぜか手間どった。この“エレナー”を港まで運べば40万ドルが手に入る。ペースは必死だったが、“エレナー”を盗むのは至難の技だった。彼はやっとのことでロング・ビーチで“エレナー”をとらえたが、ペースにうらみを持つユージーンが警察に密告、パトカーが待ち伏せていた。ペースの運転さばきは絶妙だった。ロング・ビーチからカーソン、トーランスなど5都市を時速150キロのスピードで突っ走り、その後には48台のパトカーが“エレナー”を追っている。高速道路では追跡戦に捲き込まれた車が4重、5重衝突した。ペースは追跡してくるパトカーを尻目に港へ向かった。そしてついに“エレナー”を獲得した。
スタッフ・キャスト
- 監督
- H・B・ハリッキー
- 脚本
- H・B・ハリッキー
- 原案
- H・B・ハリッキー
- 製作
- H・B・ハリッキー
- 撮影
- ジョン・ヴァセク
- 音楽
- フィリップ・ハチャトリアン
- 編集
- ワーナー・E・レートン
- スタント
- ブッチ・ストックトン
- フィル・ウッズ
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Maindrian_PaceH・B・ハリッキー
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Pumpkinマリオン・ブシア
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Eugeneジェリー・ダウギルダ
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Stanleyジェームズ・マッキンタイア
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Atleeジョージ・コール
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Corlisロナルド・ハリッキー