花嫁のパパ
劇場公開日:1992年8月8日
解説
娘を嫁がせる父の心情をユーモラスに描いたヒューマン・コメディ「花嫁の父」(1950)のリメイク。監督は「赤ちゃんはトップレディがお好き」のチャールズ・シャイアー、製作は同作のナンシー・マイヤーズ、「戦慄の絆」のキャロル・バウム、「メーン・イベント」のハワード・ローゼンマンの共同、エグゼクティヴ・プロデューサーはサンディ・ガリン、ジェームズ・オア、ジム・クラックシャンク、脚本はフランセス・グッドリッチ、アルバート・ハケットとマイヤーズ、シャイヤーの共同、撮影は「愛がこわれるとき」のジョン・リンドレイ、音楽は「プラスティック・ナイトメア 仮面の情事」のアラン・シルヴェストリが担当。
1992年製作/105分/アメリカ
原題または英題:Father of the Bride
配給:タッチストーン=ワーナー・ブラザース
劇場公開日:1992年8月8日
ストーリー
今、娘アニー(キンバリー・ウィリアムス)の結婚式が終った。部屋の中にいるのはパパのジョージ・バンクス(スティーヴ・マーティン)。パパは半年前に始まる大騒動を回想していく。半年前、ローマで建築学を勉強していたアニーが久しぶりに帰ってきた。喜ぶパパとママ(ダイアン・キートン)に、アニーはいきなり結婚宣言をしてしまう。彼女の相手はブライアン(ジョージ・ニューバーン)。コミュニケーション・コンサルタントを営む若きエリートで、そのさわやかさにママは大感激。しかしパパは赤の他人に娘を奪われるようで面白くない。そんなパパをよそに、結婚式の段どりは着実に決められていく。披露宴は自宅でのパーティ。おフランス帰り風のコーディネーター、フランク(マーティン・ショート)の提示した予算はベラボーなもの。招待客は500人以上。パパの怒りは爆発するが、ママの説得でついに今後はグチを言わないことを約束する。そして結婚式の前夜、眠れないパパとアニーが語らう庭に、36年ぶりの大雪が積もり始める。翌日、式はとどこおりなく終わった。披露宴は華やかに開始された。しかし、花嫁とダンスを踊ろうとあせるパパは、結局アニーに送る言葉さえ言えなかった。落ちこみのパパ。そのとき、空港からアニーの電話があった。パパはやっと娘に、優しく送る言葉をかけることができた。パパの横にはママがいた。やがて2人はどちらからともなく優雅に踊り始めるのであった。
スタッフ・キャスト
- 監督
- チャールズ・シャイア
- 脚本
- フランセス・グッドリッチ
- アルバート・ハケット
- ナンシー・マイヤーズ
- チャールズ・シャイア
- 製作総指揮
- サンディ・ガリン
- ジェームズ・オア
- ジム・クラックシャンク
- 製作
- ナンシー・マイヤーズ
- キャロル・バウム
- ハワード・ローゼンマン
- 撮影
- ジョン・リンドレー
- 美術
- サンディ・ヴェネジアーノ
- 音楽
- アラン・シルベストリ
- 編集
- リチャード・マークス
- 衣装デザイン
- スーザン・ベッカー
- 字幕
- 戸田奈津子