トリプル・ボギー

劇場公開日:

解説

1人のシナリオ・ライターが14年前の殺人事件を取材していく物語。監督、製作、脚本は「ブランク・ジェネレーション」のエイモス・ポー。共同製作は「ロングタイム・コンパニオン」や「ジョニー・スエード」などのスタッフとして活躍して来たドリー・ホール。撮影は「ジョニー・スエード」のジョー・デサルヴォ。

1991年製作/アメリカ
原題または英題:triple bogey on a par 5 hole
配給:アップリンク
劇場公開日:1993年9月25日

ストーリー

フランス系アメリカ人のシナリオ・ライター、レミー・グラベルは、日本のプロデューサーから仕事の依頼を受けた。内容は14年前に起こったレヴィ夫妻殺人事件を取り上げるというものだった。レヴィ夫妻の子供達がいるニューヨークに飛ぶレミ。14年の歳月を経た子供達は成長した姿でハドソン川に浮かぶヨットの中にいた。一番年上のアマンダは27歳。売れっ子作家になっていたが、いまだヴァージンだ。続いてサッチ。アノことしか考えていない18歳の青年。14歳のブリーはなまいきだが、かなり重症の高所恐怖症だ。そして彼らを14年間見守って来たニーナ。この4人と彼らの母親が残した1本のビデオテープだけがシナリオを完成させうる手掛かりだったが、4人はそれぞれレミの思惑とは違った14年間を持っており、ビデオもまたレミの望むような素材ではなかった。レミは脚本を書くことを断念し、仲よくなった長女アマンダを連れてパリに旅立つことにする。サッチは結婚して中古車ショップを開く決心をし、ブリーはタイプライターを打ち始めるのだった。

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