トランザム7000VS激突パトカー軍団
劇場公開日:1981年3月14日
解説
77年に製作された「トランザム7000」の続編で、ある任務を引き受けてハイウェイを走るトランザムと18輪トラックがパトカー軍団を相手にカーチェイスを展開するというカー・アクション映画。製作総指揮はロバート・L・レヴィ、製作はモート・エンゲルバーグ、監督は「トランザム7000」のハル・ニーダム。ニーダムとロバート・L・レヴィの原案を基にジェームズ・リー・バレットとチャールズ・シャイアー、アラン・マンデルが脚色。撮影はボビー・バーン、音楽はビル・ジャスティスとジェリー・リードが各々担当。出演はバート・レイノルズ、サリー・フイールド、ジェリー・リード、マイク・ヘンリー、ポール・ウィリアムズ、バット・マコーミック、アルフィー・ワイズ、ジャッキー・グリーソンなど。
1980年製作/アメリカ
原題または英題:Smokey and the Bandit Ride Again
配給:ユニヴァーサル=CIC
劇場公開日:1981年3月14日
ストーリー
テキサスの州知事選挙をめぐって候補者のビッグ・イノス(パット・マコーミック)と息子のリトル・イノス(ポール・ウィリアムズ)はライバル候補者を相手に激戦を展開している。彼らは、知事がある荷物をマイアミからダラスに運びたがっていることを知り、点数稼ぎにその仕事を引き受けた。そして、トラックレースに優勝したスノーマン(ジェリー・リード)に仕事をもちかけた。スノーマンは、その仕事をひきうけ、昔からの好敵手バンディット(バート・レイノルズ)を誘う。彼はキャリー(サリー・フィールド)のことを思い出しやけ酒を飲んでいるところだった。キャリーはバンディットの恋人だったがあまりに浮気っぽい彼にイヤ気がさして彼の元を今は去ってしまっていた。そのキャリーが、保安官ジャスティス(ジャッキー・グリーソン)の息子ジュニア(マイク・ヘンリー)と結婚することになり、テキサスの教会では式が行なわれようとしていた。そして誓いのキスをかわそうとした瞬間、スノーマンから、バンディットとの仕事に力を貸してほしいとの長距離電話が入り、なんと教会から飛び出した。バンディットの元にキャリーが戻り3人はマイアミ目指して出発した。約束の荷物とは生きている象。何とかスノーマンのトラックに運び込み、今度はダラスへと向かった。後からはジャスティスとジュニアらが猛追撃をかけてくる。その都度バンディットの凄腕が力を発揮。しかし、当の象シャルロットが何と妊娠していることがわかり、移動が困難な状態に追いつめられる。が、バンディットは強行作戦に出て旅を続けた。そんな彼のもとをキャリーは去った。行く手にはパトカー軍団が待ちうけ、バンディットに味方する仲間のトラック軍団と決戦が始まる。かくしてトラック軍団に軍配が上がり、トランザムは一路野生動物公園へ。結果的にはダラス行きを諦めたバンディットは、遇然出会ったキャリーと仲直りし、象親子ものせて新しい旅に出た。後にはスノーマンが続く。しかし、その後にジャスティスらが、今度はバスに乗って追ってくるのだった。
スタッフ・キャスト
- 監督
- ハル・ニーダム
- 脚色
- ジェームズ・リー・バレット
- チャールズ・シャイア
- アラン・マンデル
- 原案
- ハル・ニーダム
- ロバート・L・レビ
- 製作総指揮
- ロバート・L・レビ
- 製作
- モート・エンゲルバーグ
- 撮影
- ボビー・バーン
- 音楽
- ビル・ジャスティス
- ジェリー・リード
- 字幕
- 金田文夫