トランザム7000VS激突パトカー軍団のレビュー・感想・評価

2024年3月20日
映画 #トランザム７０００ＶＳ激突パトカー軍団 (1980年)鑑賞

金持ち親子にマイアミからダラスまで象の輸送を頼まれパトカーをけちらし大爆走

ラストの方でアメリカ・カナダ・メキシコ警察のパトカーが200台以上登場し、主人公を追い回すシーンが見所

主人公（バート・レイノルズ）は恋人（サリー・フィールド）と別れ、飲んだくれていた。
テキサス州知事の依頼を受けた相棒は主人公に声をかける。
結婚式の真っ最中だった主人公の恋人にも声をかけてしまう。
運ぶのはなんと・・・。
ちょっとスケールが大きくなった。

トランザム7000パート2。基本は前作と一緒。ゾウとコースター崩壊は良かったが、その分肝心のカーチェイスがなくなってしまった。
パトカー🚔軍団との対決が見せ場なのだが、トランザムは活躍しない。メインがなんなのかを忘れていないか、残念。
BS-TBS字幕版鑑賞　なぜ今作のみ字幕？

総合65点 （ ストーリー：55点｜キャスト：75点｜演出：65点｜ビジュアル：75点｜音楽：70点 ）

　前作の大成功を受けて予算が潤沢になったらしく、遊園地を壊したりただただ警察車両を大量に潰したりといった派手な場面を入れてくるのが安っぽくて逆効果になっている。そんなことをするのではなくて普通に追いかけっこをしてればそれでいいのに、無理やりに見せ場を作ろうとしただけという印象。
　バート・レイノルズはもう一旗上げようと焦るあまりにちょっと負の面が見えて前回よりも魅力が減った。この人は駄目人間なりにただ力任せに陽気に前に突き進む姿のほうが似合う。保安官が面白いのは相変わらずで、日米貿易摩擦が噴出し大きな国際問題になった時代に「最近日本からわんさと輸入されているスポーツカー」の場面は笑えた。