破壊王 DRIVE

劇場公開日:

解説

人間の肉体能力を増幅させるハイテクマシンをめぐって繰り広げられる戦いを描いた、日米合作の肉体派アクション・コメディ。監督は「ガイバー」のスティーヴ・ワン。脚本はスコット・フィリップス。撮影をマイケル・G・ウォジェハウスキーが担当している。主演は「D.N.A. II」のマーク・ダカスコス。

1997年製作/117分/日本
配給:東映
劇場公開日:1997年10月25日

ストーリー

人間の肉体能力を極限まで増幅することのできる“バイオエンジン”を、中国のある組織によって心臓に埋め込まれた香港の警察官・トビーは、実験材料として組織に利用されてきたが、バイオエンジンを取り除いてくれるというロサンジェルスのコンテック社に接触を図り、アメリカへ渡る。しかし、それは組織にとっては重要機密の漏洩を意味していた。そこで彼らは、トビーのロス行きを阻止するため、殺し屋を雇って彼の後を追わせる。だが、トビーはその人並みはずれた戦闘能力を発揮して巧みに追手から逃れ、飛び込んだバーにたまたま居合わせたマリックを巻き込んで、ロスへと向かった。初めは騒動に関わりたくないと思っていたマリックであったが、協力すれば報酬である500万ドルの半額をやるというトビーの言葉に乗せられて、危険な道中をともにすることに決める。あの手この手で迫ってくる追手とすさまじい銃撃戦を繰り広げながら、トビーはようやくコンテック社の人間との接触に成功した。しかし、組織の追手はバイオエンジンを搭載した最新モデルを潜入させ、すでに旧型となってしまったトビーの暗殺を狙う。激戦の末、トビーは最新モデルに打ち勝った。そして、いつしか固い友情で結ばれたマリックとともに、手術を受けるため、コンテック社のあるロスへと旅を続ける。

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