トゥルーマン・ショー

ALLTIME BEST

劇場公開日:

解説・あらすじ

人生のすべてをテレビのリアリティショーで生中継されていた男を描いたコメディドラマ。離島の町シーヘブンで生まれ育った男トゥルーマン。保険会社で働きながら、しっかり者の妻メリルと平穏な毎日を送る彼には、本人だけが知らない驚きの事実があった。実はトゥルーマンは生まれた時から毎日24時間すべてをテレビ番組「トゥルーマン・ショー」で生中継されており、彼が暮らす町は巨大なセット、住人も妻や親友に至るまで全員が俳優なのだ。自分が生きる世界に違和感を抱き始めた彼は、真実を突き止めようと奔走するが……。主人公トゥルーマンをジム・キャリー、番組プロデューサーをエド・ハリスが演じ、第56回ゴールデングローブ賞で主演男優賞と助演男優賞をそれぞれ受賞。「刑事ジョン・ブック 目撃者」のピーター・ウィアーが監督を務め、「ガタカ」のアンドリュー・ニコルが脚本を手がけた。

1998年製作/103分/アメリカ
原題または英題:The Truman Show
配給:UIP
劇場公開日:1998年11月14日

スタッフ・キャスト

全てのスタッフ・キャストを見る

受賞歴

第56回 ゴールデングローブ賞(1999年)

受賞

最優秀主演男優賞(ドラマ) ジム・キャリー
最優秀助演男優賞 エド・ハリス
最優秀作曲賞 ブルクハルト・ダルウィッツ

ノミネート

最優秀作品賞(ドラマ)  
最優秀監督賞 ピーター・ウィアー
最優秀脚本賞 アンドリュー・ニコル
詳細情報を表示

関連ニュース

関連ニュースをもっと読む

映画評論

映画レビュー

4.0ずっと見たかった作品。

2025年2月22日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:VOD

怖い

知的

ネタバレ! クリックして本文を読む
コメントする (0件)
共感した! 0件)
ぽん

5.0好きな映画ランキング:25位

2025年2月16日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:VOD

笑える

興奮

幸せ

あらすじ観ないでみたらさらに面白いと思う。
ジムキャリーが素晴らしい。
ラストの展開が興奮。

コメントする (0件)
共感した! 1件)
Nux/ニュークス 👑

4.0だんだん

2025年2月15日
iPhoneアプリから投稿

気づいていく様がドキドキして飽きさせない
それでいてジムキャリーの演技が良くて見入ってしまう
何かに突き進むことはかっこいい

コメントする (0件)
共感した! 0件)
ビタミン

5.0トゥルーマンも、クロちゃんも、同じ人間なんだ!

2025年2月13日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:VOD

泣ける

笑える

楽しい

いやあ、面白い。
奇想天外の設定、先が読めない展開、魅力的な登場人物、
主人公の心の変化、変わらない想い、
終盤に向けての試練、ラストシーンのセリフ。

ここまで完璧なエンタメ作品は、早々、思い浮かばない。
1998年日本初上映の作品を、2025年に観ても、
十分、色褪せずに、面白かった。
ミルクボーイの「コーンフレーク」の漫才を、初めて観た時ぐらいの満足感はあった。

ただ、トゥルーマン・ショーのような、
監視バラエティと呼ぶべきエンタメ作品は、
振り返ると、結構存在しているように思う。

たとえば、水曜日のダウンタウンにおける、
「クロちゃんシリーズ」は、この作品の延長線上のような作品だ。
ドッキリバラエティ全般は、この系譜になる。

ただ不思議な事に、インターネットで、

「トゥルーマン・ショー 監視 気持ち悪い」

で検索すると、
「人権侵害だ」とか「胸糞気分悪い」などと、
この作品に批判的な声が、少なくない事に気づかされる。

一方で、

「クロちゃん 監視 気持ち悪い」

で検索すると、
クロちゃんシリーズへの批判はほとんど無く、
クロちゃんの行動や発言に対しての、
批判ばかり出てくるのは、不思議で仕方がない。

トゥルーマンとクロちゃんの、一体何が違うと言うのか。

同じ人間だろ?

フィクションである、トゥルーマンの騙され具合に嫌悪し、
ノンフィクション側の、クロちゃんの騙され具合に嫌悪しないのは、
偽善ではないのか。

この作品に批判的な連中は、
作り物のトゥルーマンには人権があり、
人間そのもののクロちゃんには、
人権がないと言うのだろうか。ナンセンス過ぎる批判だ。

まるで、「アメリカン・フィクション」で観た、
黒人に寄り添うように見せかけて、
実際は白人の罪悪感を、有耶無耶にしたいだけの、
意識高い系白人の浅はかさと、白々しさを彷彿とさせる、
ブラックコメディのような話だ。

この作品は、つべこべ言わず、楽しめば良い。
劇中で観た、トゥルーマン・ショーのテレビ視聴者のように。
笑って、泣いて、同情して、応援すれば良いだけなのだ。

主人公は外の世界に出たらきっと、
「進め!電波少年」の、ユーラシア大陸横断直後の、
猿岩石みたいな出迎えを、幸か不幸か、受けることになる。
あの時も、かなり盛り上がったなあ。

余韻がたまらない作品だった。

コメントする (0件)
共感した! 1件)
ソビエト蓮舫