血と怒りの河
劇場公開日:1968年8月31日
解説
ロナルド・M・コーエンの原案を、彼とミード・ロバーツが脚色、「ジョージー・ガール」のシルビオ・ナリッツァーノが監督した西部劇アクションで「ベン・ハー(1959)」のヤキマ・カナットがアクション・シーンを担当している。撮影はスタンリー・コテルス、音楽は「日曜日はダメよ」のマノス・ハジダキスが担当した。出演は「遥か群衆を離れて」のテレンス・スタンプ、「007/カジノ・ロワイヤル」のジョアンナ・ペティット、「ホテル」のカール・マルデン、「追いつめて殺せ!」のリカルド・モンタルバン、「アメリカ アメリカ」のスタチス・ヒアレリスほか。製作はジャッド・バーナードとアーウィン・ウィンクラー。
 1968年製作/113分/アメリカ
原題または英題:Blue
配給:パラマウント
劇場公開日:1968年8月31日 
あらすじ
1850年のメキシコ。アスール(スペイン語で「青」という意味)と呼ばれている若者ブルー(テレンス・スタンプ)は、アメリカ人だったが、幼い頃、両親がメキシコの革命家に殺され、盗賊の首領オルテガ(リカルド・モンタルバン)に育てられた。オルテガにはカルロス、ザビエル、アントニオ、マヌエルの4人の息子がいたが、ブルーをも、わが子同様にかわいがった。だがオルテガ一味は、貧しい農村を襲うほどに落ちぶれ、北上して豊かなテキサスを襲うしか生きる道がなかった。テキサスの小さな開拓者集落は、祭の最中。雑貨屋の店先で美しい娘ジョアンヌ(ジョアンナ・ペティット)を見つけたマヌエルは彼女を犯そうとした。そこへ現れたブルー。やはり彼は白人の血をひいている男だ。本能的にジョアンヌを助け、マヌエルを撃ち殺した。そこへ駆けつけたザビエルとアントニオ。ブルーを逃がしてやろうとするアントニオをザビエルは殺した。ブルーも瀕死の重傷。ジョアンヌの家へかくまわれ、やがて彼女の愛を受けた。だが彼女の父ドク(カール・マルデン)はブルーを、快く思わない。一方、オルテガは、息子ザビエルの説得で、今ではすっかり白人の生活をしているブルーを探しに行くことにした。だが対面したとき、オルテガの自尊心は、いたく傷つけられ、テキサスの開拓者全員を殺すといきまいた。そしてブルーは開拓者たちのリーダーとなり、心ならずも、育ての親と対決するはめとなった。開拓者側の損害も大きかったが、盗賊団は、いっそう、ひどかった。ザビエルは死に、カルロスは重傷を負い、オルテガはブルーと対決。ブルーの方が一瞬早かった。苦しい息の下からオルテガは、メキシコ側で死にたいと訴えた。ブルーはこの育ての親を運んだ。だが、この時、重傷のカルロスが最後の1弾を放った。ついにブルーも倒れた。オルテガに育ててもらったメキシコの地で……。
スタッフ・キャスト
- 監督
 - シルビオ・ナリッツァーノ
 - アクションシーン監督
 - ヤキマ・カヌート
 - 脚色
 - ロナルド・M・コーエン
 - ミード・ロバーツ
 - 原案
 - ロナルド・M・コーエン
 - 製作
 - ジャド・バーナード
 - アーウィン・ウィンクラー
 - 撮影
 - スタンリー・コルテス
 - 音楽
 - マノス・ハジダキス
 
 
 

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