タイタンの戦い(1981)
劇場公開日:1981年12月19日
解説
ギリシャ神話を基に若くたくましい英雄ペルセウスの恋と冒険を描くファンタジー映画。製作はチャールズ・H・シニアとレイ・ハリーハウゼン、監督は「ひとりの瞳」のデズモンド・デイビス、脚本はビヴァリー・クロス、撮影はテッド・ムーア、音楽はローレンス・ローゼンタール、編集はティモシー・ギー、美術はドン・ピクトン、ピーター・ハウィット、ジョルジォ・デシデーリとフェルナンド・ゴンザレス、特殊撮影効果はレイ・ハリーハウゼンが各々担当。出演はハリー・ハムリン、ジュディ・バウカー、ローレンス・オリビエ、クレア・ブルーム、マギー・スミス、アーシュラ・アンドレス、ジャック・グウィリム、バージェス・メレディス、ショーン・フィリップス、スーザン・フリートウッドなど。
1981年製作/アメリカ
原題または英題:Clash of the Titans
配給:MGM=CIC
劇場公開日:1981年12月19日
ストーリー
アルゴスの国王の娘ダナエは、神々の中の神ともいえるゼウス(ローレンス・オリビエ)とのたわむれの恋の結果、男の子を生み、その罪として、男児ともども海に投げられてしまう。一方、ゼウスは、山頂の神殿で妻ヘラ(クレア・ブルーム)、海の女神テティス(マギー・スミス)、美と愛の女神アフロディテ(アーシュラ・アンドレス)、知恵の女神アテナ(スーザン・フリートウッド)らを傍に置き悠々なる日々を送っている。しかし娘、を海に投げ入れたアルゴス国王の行動に怒り、海神ポセイドン(ジャック・グウィリム)に海獣クラケンを放ち民ともどもアルゴスを滅ぼすよう命じる。海底からクラケンが現われ、波にのまれるアルゴスの町。一方ダナエとペルセウスは、ゼウスの願いどおり、セリポス島に流れつき平和な歳月を送る。やがて少年はたくましい若者(ハリー・ハムリン)に成長する。そして彼はセリポスから東方ヨッパへと移った。そこの円形劇場で詩人で劇作家のアモン(バージェス・メレディス)に会った彼は、アモンからそこが呪いのかけられた町ヨッパであることを聞き、母が願っていたアルゴス再建をその地から始める決心をする。ヨッパの町でぺルセウスは、女神テティスの呪いをかけられた娘アンドロメダ(ジュディ・バウカー)の話を聞く。彼女に求婚したものはナゾをかけられ解けないと火刑に処せられるというのだ。興味をもったペルセウスは、宮殿でアンドロメダを見かけ、その美しさに心を奪われる。そしてハゲタカに連れ去られる彼女をペガサスに乗って追った。山河を越えてついた先には怪獣と化したテティスの息子カリボスがいた。テティスの宮殿で対決する2人。見事勝ったペルセウスは、テティスにヨッパにかけた呪いを解かせた。人々の祝福の中、アンドロメダと婚約するペルセウス。しかし、カシオペア(ショーン・フィリップス)の失言でテティスを怒らせ、アンドロメダをクラケンのいけにえに供えるという命令が下される。愛するアンドロメダを救うため、クラケン退治の方法を求めて苦難の旅に出るペルセウス。カリボスやメドゥサなどの敵をうちまかし、クラケン退治の方法を知ったペルセウスは、いけにえ寸前のアンドロメダのもとへペガサスに乗って向かい、見事クラケンを退治するのだった。
スタッフ・キャスト
- 監督
- デズモンド・デイビス
- 脚本
- ビバリー・クロス
- 製作
- チャールズ・H・シニア
- レイ・ハリーハウゼン
- 撮影
- テッド・ムーア
- 美術
- ドン・ピクトン
- ピーター・ハウイット
- ジョルジォ・デシデーリ
- フェルナンド・ゴンザレス
- 音楽
- ローレンス・ローゼンタール
- 編集
- ティモシー・ギー
- 特殊効果
- レイ・ハリーハウゼン
- 字幕
- 金田文夫