続・男と女
劇場公開日:1978年5月13日
解説
19世紀のアメリカ西部での西部男とフランス女の恋の物語を描く。製作はアレクサンドル・ムヌーシュキンとジョルジュ・ダンシジェール、監督・脚本は「マイ・ラブ」のクロード・ルルーシュ、撮影はジャック・ルフランソワとスタンリー・コルテス、音楽はフランシス・レイ、プロダクション・デザイナーはロバート・クラットワージー、録音はジェームズ・ウェッブ、衣裳はトム・ドーソン、編集はジョルジュ・クロッツとファビアン・トージマンが各々担当。出演はジェームズ・カーン、ジュヌヴィエーヴ・ビジョルド、フランシス・ユステール、ジェニファー・ウォーレン、スーザン・ティレル、ロッシー・ハリス、リンダ・リー・リオンズ、ディアナ・ダグラス、フレッド・スタスマン、バーナード・ベレンズなど。
1977年製作/フランス
原題または英題:Another Man, Another Chance
配給:ユナイト
劇場公開日:1978年5月13日
ストーリー
アリゾナ1870年代。若く優秀なる獣医ディビッド(J・カーン)は、妻メリー(J・ウォーレン)と共に荒々しい西部の暮しを送っていた。メリーはこの生活にたえられない。その頃、海をへだてたパリでは、革命の真最中。若き写真家フランシス(F・ユステール)とその助手ジャンヌ(J・ビュジョルド)のカップルは、動乱の地を離れ、アメリカへ向け旅立った。そして、妻に嫌気のさしたディビッドは、町で娼婦デビー(S・ティレル)と遊んでいたが、メリーが産気づき、サイモン(R・ハリス)が生まれる。メリーの両親がやってき、今のひどい生活をやめるようにというが、ある日メリーが何物かに暴行殺害され、ディビッドは別の土地に旅立った。一方、フランシスとジャンヌは結婚し、テキサスはレッドランドというところで、写真スタジオを開業。それから数年が流れる。ディビッドの仕事も軌道に乗り、一方、フランシスの方も地元新聞の報道カメラマンの仕事をしているが、ビリー・ザ・キッドやジェシー・ジェームズの時代だけに、ついに彼も殺されてしまった。悲しみにくれるジャンヌは、故国に帰る費用を捻出するために、夫の仕事をつぐ。そして、彼女の子供サラ(L・L・リオンズ)とディビッドの子サイモンが同じ学校にいたため、2人の出逢いが始まった。次第に恋におちいる2人--。ある日、ディビッドは寝込みをおそわれ、傷ついた仲間の手当てを強制される。しかし、その中の1人の腕に亡きメリーのブレスレットが光っていた。こいつだ、犯人は。ディビッドは復讐に燃え、彼らを山中で殺す。そして、1人を捕えて町へかえってくると、ジャンヌの置き手紙があった。娘と共にフランスへ帰るという。今や、彼女なくしては生きてゆけるディビッドは、ジャンヌの後を追った--。
スタッフ・キャスト
- 監督
- クロード・ルルーシュ
- 脚本
- クロード・ルルーシュ
- 製作
- アレクサンドル・ムヌーシュキン
- ジョルジュ・ダンシジェール
- 撮影
- ジャック・ルフランソワ
- スタンリー・コルテス
- 美術
- ロバート・クラットワージー
- 音楽
- フランシス・レイ
- 録音
- ジェームズ・ウェッブ
- 編集
- ジョルジュ・クロッツ
- ファビアン・トージマン
- 衣装デザイン
- トム・ドーソン
- 字幕監修
- 高瀬鎮夫