スパイメーカー
劇場公開日:1992年10月31日
解説
007シリーズの作者、イアン・フレミングの若き日を、虚実取り混ぜて描くアクション映画。監督はフェルディナンド・フェアファックス、製作はアイダ・ヤング、エグゼクティヴ・プロデューサーは「燃えつきるまで」のエドガー・J・シェリックとハイム・サバン、脚本は「ボディ・ダブル」のロバート・J・アヴレック、撮影は「リトルマン・テイト」のマイク・サウソン、音楽は「フランス軍中尉の女」のカール・デイヴィスが担当。
1990年製作/アメリカ
原題または英題:Spymaker The Secret Life of Ian Fleming
配給:シネセゾン
劇場公開日:1992年10月31日
ストーリー
1927年、10歳のイアン・フレミングは、母の愛に飢えた、夢想の世界に遊ぶ少年だった。その反動からか、成長し19歳になったイアン(ジェイソン・コネリー)は、見違えるようなイートン校の問題児となっていた。寄宿舎を追い出されたイアンを、母レディ・イヴリン(パトリシア・ホッジ)は陸軍士官学校に入れるが、そこでも問題を起こし、結局ロイター通信社へ就職した。語学堪能なことを見込まれ、モスクワでのスパイ容疑者裁判の取材に赴く。裁判の真相を書いた記事のため、銃殺の危機に陥るが、胸ポケットの鉛の兵士のおかげで命拾いする。ロンドンに帰還したイアンは海軍に協力を要請される。母の干渉の息抜きに訪れたパリのカジノで、ナチスの大物ヘルスタイン(ジョス・アックランド)と出くわし、ロンドンへ戻ったイアンを待っていたのは、情報活動のための特殊コマンド訓練だった。リスボンで重要書類を手に入れたイアンに、ドイツ情報部資料本部のハルムスタッド城奇襲攻撃の命令が下り、イアンらコマンド部隊は、ヘルスタインをロンドンに連行することに成功したのだった。
スタッフ・キャスト
- 監督
- フェルディナンド・フェアファクス
- 脚本
- ロバート・J・アブレッチ
- 製作総指揮
- エドガー・J・シェリック
- ハイム・サバン
- 製作
- アイダ・ヤング
- 撮影
- マイク・サウソン
- 美術
- ティム・ハーヴィ
- 音楽
- カール・デイビス
- 編集
- レスリー・ウォーカー
- 衣装デザイン
- チャールズ・ノッド
- 字幕
- 木原たけし