ショーシャンクの空にのレビュー・感想・評価
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京成ローザ、ありがとう。
リバイバル上映で、初の映画館での鑑賞が叶った。
何度も観ている大好きな作品だが、久々だったこともあり、細かく抜けてる部分もあって、より楽しめた。
冤罪で終身刑。
昔は今よりずーっとあったんだろうな、あの手の不運。
彼は優秀な白人なのに不運でそうなったのだから、差別されていた側の人なら尚更そうだったろう。
レンタル可能になった当時は若くて分からなかった一番大きな部分は、あの若さからの20年という月日の重み、人生の軸を決めるあの貴重な20年を、何でもできるエネルギーの可能性に満ちたあの素晴らしい20年を、不運で押し殺せる彼の人間力。
穴を掘るだけで平常心が保てたあの強さ、冷静さ、聡明さ。とても私には無理だ。
周りの人がバランスよく?ダメで、弱くて、情けなくて、卑怯で、彼にも時々ワッと押し寄せる怒りの限界のような言動、人の多面性をよく表してるなと改めて感じました。
ラストが救われるところがまた良い。
名作はいつも何かを与えてくれますね。
安定の名作です
基本的に自分は同じ映画を何度も見返したりしないのですがこの映画は数年に一度は見返してますね。
テーマは希望、諦めないといったところでしょうか。一つ一つコツコツとこなしていき常に希望を持ち続けること。大体の人は途中で折れて人生を諦めてしまう。塀を出た時は思わず感情移入して泣きそうになりました。
気になるシーンはモーガンフリーマン演じるレッドが仮釈放の面談で最初は諦めてたのに徐々に主人公と出会って気持ちの変化が見える所でこの映画の醍醐味が詰まったシーンだと思います。
最後のシーンは最初の構想にはなかったらしいですがキャストの意見で取り入れたらしいです。
物語は塀の中でずっと暗い感じだったので最後の明るいシーンは物語のテーマ的にも自分はあって良かったなと思います。
名作
名作として有名なので観た。
アンディーが刑務所で上手く活躍していき、立場を作り上げていくところが観ていてワクワクした。
何十年も刑務所にいた老人の出所や、
レッドが"更生"について語る場面など、魅力的なシーンが多かった。
同じく、刑務所が舞台の『プリズン・ブレイク』などのアクションものとは違って、脱獄シーンもあっさりしていて、仲間の裏切りの連続なども無く、いい人ばかりだった。
しかし、刑務官の賄賂や権力の濫用などの描写があり、そこのあたりが刑務所が舞台の作品に共通してみられる、悪の部分かと感じた。
この作品は、出所後の元囚人の生活に対して問題提起しているとも感じた。
最後のアンディとレッドが海辺で出会うシーンには"自由"を想像させられた。
名作【ネタバレ】
名作ならばネタバレ無しで見た方がいいということをよく聞くけど、本作はそれを体現していました。脱獄や希望といったキーワードも何も聞かず、感動するよという言葉も聞かず、名作と聞いていたから見てみたという気持ちで見ました。普段あまり泣かないですが、少なくとも2回は泣いてしまいました。ブルックスが亡くなった時は、ただただ50年という月日がどれだけのものかわからず想いを馳せることはできても体感出来ることはほぼ確実にないことなのだろうと感じ、無力感に打ちひしがれ泣きました。2回目はもちろんラスト。語りたがらないアンディーが優しく語りかける口調で「希望を持って生きても良いんだよ」と言わんばかりの素敵な展開で思わず号泣。心底泣いてしまいました。優しさ安らぎ希望を与えられるような人になりたいとこの映画を見て深く感じました。
「希望」とは。
何十年間も同じ場所で
同じ人間関係のなか、同じようなことをやっていると
人は慣れ、それが当たり前になってしまう。
自分の未来への希望を忘れ
ルールに従って動く事が楽になってしまう。
主人公が刑務所に入ってきた時、
強い意志を感じたり
酷く厳しい顔つきに見えたのは
本当に人を殺してしまったからそう見えるんだと思っていたけど
違う。
刑務所に入れられ人生終わった。と決めずに
自分を信じる。
希望を信じる。
その姿だったんだ。
自分の未来を信じて
本当にやりたいこと、希望を忘れずに
懸命に生きていた。
塀の中の刑務所の話だけど、
これは塀の外の自分たちにも同じことを言える話ではないかと思った。
自分自身で
自分のまわりに堀を作って固めていないか?、と。
最後の展開は素晴らしい。 素晴らしいエンターテイメントだった。 B...
学生が観た感想
Hope is good thing
尊敬する上司の勧めで見た作品
そこまでいいか?
名作だ名作だとあちこちで言われているから、
どこかの工場で「名作だ」と書き込んでいる人たちでもいるのか?と思いました。
ハッキリ言ってそこまですごい映画だとは思えず。
この映画の伝えたいこと、「希望は最後まで捨てるな」
「塀の中にいたって、悪いことしてないのに塀の中にいなきゃいけなくたって、いつか外に飛び出せて、そして太陽と海が待っている」
「友の笑顔だって・・・」
それは分かるのですが。
でも、概念的なメッセージばかりで、実際はどうなんだろう?というところ。
悪いことした人が、
例えば主人公をあんなことしたオネェの人が刑務官の人に暴行されてとんでもない目に遭った、とか
・・・あんな都合の良いこと起こるか?
とか。
あったら素敵だけどさ。
世の中そんなに優しくないよ。もっときついよ。
不正を働いていた署長が不正を暴かれる・・・
そんなことあったら素晴らしい。
けど、なんかこう、「こう来たか!リアリティある!」というような演出がなく
映画だからそりゃ悪者はフツーこうなるよね、的な演出。
主人公はあまり無実の罪で20年近くも刑務所に入れられていた。
それに対する「何か」は?
今まで勉強ばかりだったとか・・・
その代わり良い思いし過ぎたとか苦労をあまりしてこなかったからとか
悪者に偏見を持っていたとか・・・
そういう前菜、というか、無実で20年も刑務所に入れられるだけの中和するものがない。
外に出て・・・そして手に入れたものは希望は素晴らしいものだという確信。
・・・
・・・
それだけ?
あんまりじゃないかこれ。
映画だし、他人の人生だし。
だからのんきに感動してられるんだろうなって思う。
感動出来る人は「自分」という世界がカッチリ卵のカラで覆われて鎧が出来ているのだと思う。
強くて、生きることがとてもラクで、傷つかず
どこへ行ってもやっていける、どこへ行っても強くいられる人なのだと思う。
私はカラを持たない人間であることが良く分かった。
励むこと
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