ジョージー・ガール

劇場公開日:

解説

マーガレット・フォスターの同名小説を、彼女とTVライターのピーター・ニコルズが共同で脚色し、TV出身のシルヴィオ・ナリッツァーノが監督した。撮影はケネス・ヒギンズ、音楽はトム・スプリングフィールドが担当した。出演は「ブルー・マックス」のジェームズ・メイソン、「みどりの瞳」のリン・レッドグレーヴ、「その男ゾルバ」のアラン・ベイツ、シャーロット・ランプリングほか。製作はロバート・A・ゴールドストンとオットー・プラシュケスのコンビで、エバーグレイズ・プロの第一回作品。

1966年製作/イギリス
原題または英題:Georgy Girl
配給:コロムビア
劇場公開日:1967年9月2日

ストーリー

ジョージー(L・レッドグレーヴ)は未婚で二十二歳の娘。そして激しい恋にあこがれていた。けれども彼女はのっぽでのろま、おまけにあまり魅力のないダンスの先生だった。男から口がかかったのはたったの一度だけ、それも中年男のジェィムズ(J・メイスン)のおめかけになれというのである。なにせロンドンのジェィムズの家では、彼女の両親が召使いとして雇われている。やけになったジョージーはジェイムズの言いなりになろうとするが、やっとのことで自制した。彼女はおべっか使いのテッドや母親を嫌って家をとび出し、メレディス(C・ランプリング)という娘と一緒にアパートに住んだ。メレディスは美人で冷やかな魅力を持っていて、恋人には不自由していなかった。熱烈な相手のひとりにジョス(A・ベイツ)がいた。ところがメレディスは彼の子をはらんでしまい、仕方なく結婚することになった。そしてジョージーにも一緒に住んでくれるよう頼んだ。ジョスは子供なんか欲しくないというメレディスに、段々冷たくなっていった。だが反対に彼は、赤ン坊の面倒をみようと言うジョージーにひかれたのである。メレディスがお産で病院に入っている間、ジョージーとジョスは互いに離れられなくなっていた。ふたりはメレディスの子をひきとることになり、メレディスも離婚を承知した。しばらくふたりは幸せな日々を送った。だがジョージーの愛情は日ましに赤ン坊の方へ傾いていったため、ジョスはひどく孤独であった。失われた愛をとりもどそうと、ジョスは一生懸命だったが、ジョージーはただ赤ン坊のために正式な夫が欲しいと思っているだけだった。ふたりは悲しみのうちに別れた。一方ジェィムズの妻エレンが突然死んだ。彼は再びジョージーに言い寄った。彼女は望まれるままに、彼と結婚した。今度こそ赤ン坊は安全だった。だがまたもや彼女の愛は赤ン坊にそそがれたきりだ。ジェィムズは一人ぼっちで新しいロマンスを求めていた。

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スタッフ・キャスト

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受賞歴

第24回 ゴールデングローブ賞(1967年)

受賞

最優秀主演女優賞(コメディ/ミュージカル) リン・レッドグレーブ

ノミネート

最優秀主演男優賞(コメディ/ミュージカル) アラン・ベイツ
最優秀主題歌賞
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映画レビュー

3.0意味深だった 主題歌

2019年2月1日
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jarinkochie

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