サウンド・オブ・ミュージックのレビュー・感想・評価
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60年愛される理由
60周年ということで映画館で観られるとのことで
広島県の八丁座にて鑑賞
私は今年で39歳
実家にサウンドオブミュージックのビデオがあり
当時、チキチキバンバンとメリーポピンズと共に
この3本を何度も何度も見て育ちました。
当時は、ミュージカルの世界観が楽しいだけで観ていましたし
そこまで心の動きには気づかず20代でDVDを購入し
観直した時も、音楽が素晴らしいとしか思っておらず…
そして、今日ついに映画館で観ることができ
色んなところで泣いてしまいました。
恋する気持ちは美しく
長女の恋は切なく
マリアの恋する顔、大佐の少年みたいになる顔
みんな可愛くて可愛くて…
トラップ一家が幸せに暮らしていることを願うばかり
あと、悪者としか思っていなかった
大佐の元カノもいい女でした。
大佐のこと好きだったんだな!
雄大なアルプスとおおらかな表現力に心ほぐれる
観るたびに評価が上がっていく映像体験
ミュージカル映画の王道 一緒に歌いたくなります
何度か見ていますが、映画館で見るのは初めて。キレイにレストアされていて、画面はかなり鮮明です。トラップ大佐がマリアが気になるようになった展開が、結構強引な感じではありますが、基本事実をベースにしているので、あまり気にはしない方がいいでしょう。
知っている曲が次から次へと流れるため、見ていて楽しくなりますね。一緒に歌いたくなる感じ。
あまりナチスドイツへの併合について、詳細に触れられていませんが、ロルフがすっかり染まっていたように、気が付いた時にはそういうことになっていた、という感じは、今の世の中でもあることなので、気を付けなければならないですね。
平日の昼間で、大きなスクリーンでの上映でしたが、ほぼ満席。今回上映されたデータはビスタサイズの上下をマスキングしたもののため、せっかくの映画館の大きなスクリーン全体を使わずに、上下左右に黒い帯があって画面が小さくなっていたことが残念でした。
25-141
素晴らしい不朽の名作
素晴らしい歌声と音楽、美しい風景、かわいい子供たちと家族の愛。
素晴らしい映画でした。さすが不朽の名作。
昔の童謡くらいに思ってた、エーデルワイスに込められた祖国への愛や、ドレミの歌の原曲の、ジャム&バターがジャーマニーに聞こえるように歌うとか、さまざまな深い意味があることを知り、感動ひとしお。
ナチスドイツへのトラップ一家の抵抗と対比するような飲み込まれていく若者ロルフなど、知らなかった見どころ満載。
ドレミの歌、エーデルワイス、おやすみなさいの歌、どれもサロンで披露した時はただただ楽しいだけだったのに、ラストの音楽祭では、違う意味を持つところに、涙が止まらなかった。
亡命を前にした万感の想いが伝わり、号泣😭
最後、無事に山越えできてよかった。
この時代の空撮どうやったのか不思議なほどの見事な山々の映像が圧巻でした!
音を楽しむという原点
不朽の名作
子供のころから何度もテレビで見てきた映画。
VHSやDVDも買い、何度も鑑賞した映画。それがようやく劇場で、しかも4Kリマスタリングを施されてのリバイバルと言う事で観に行きました。冒頭のシーンは圧巻。
CGやドローンのない時代にどのように撮ったのでしょう。
リマスタリングとはいっても、アナログフィルムで撮られたオリジナルの色彩は尊重されているようで、変にコントラストを上げたりはしていないようで、奥行きの深い山々の風景は本当に美しく、ザルツブルクの空気まで香るようです。ストーリーは完璧に頭に入っているのですが、若い時に観た時とはまた異なるところで感動したりして十分に楽しめました。まさに不朽の名作と呼ばれるにふさわしい映画だと、改めて思いました。
さあ、歌いましょう。
BDのデジタルリマスター版は持っているのですが、
大きなスクリーンでは初めて。
アルプスの峰の美しいこと。
あとリマスター版らしく、窓の映り込み、装飾のディティール、
そして登場人物の深く美しい青い目。
父親が子供たちの歌声で固執していた考え方もそれまでの生き方も変わる。
単純すぎるストーリーだけど、
ここまで人間賛歌な映画、今はもうつくることはできないんじゃないかな。
心がむちゃくちゃ浄化されました!
歌の力で世界を平和にすることができるんじゃないかと思わせられました。
CGも特殊メイクもワイヤーもドローンもない、
ロケと大セットと人間でつくりあげた映画。
人が動かしているとは思えないカメラワーク。
ミュージカルミュージカルしていないところも、じぶんにはいい。
ラストシーンの稜線、歩いてみたいわー。
4K版を鑑賞
ミュージカル映画、いやアメリカンエンタメの傑作にして不朽の名作
『サウンド・オブ・ミュージック』製作60周年記念特別劇場公開@TOHOシネマズ日比谷
最初にけっこう大事な点を。
正味174分で今や長くない部類に入るが、ありがたいことに冒頭から1時間43分経過したところでインターミッション(休憩)がある。ただしこの休憩、全世界で公開されているオリジナル版と同じく、たった2分15秒だけ。この休憩時間自体、上映契約上「カットが許可されなかった」(TOHOシネマズ側の掲示。ん?休憩なしにするつもりだった? 逆でしょう、最低10分は欲しかった)とのことで、トイレ休憩にはちょっと短いかもしれないが、まぁ本編上映中に離席するよりは良い。
また、いっせいにトイレ休憩となると大混雑するので、席の予約時は出入口に近い席を狙って休憩に入ると同時にダッシュすることをおすすめする。
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さて本題。
映画のストーリーやシーンの回想・感想など、名作過ぎるのでいっさい省きます。
最近は『インターステラー』も『地獄の黙示録』も『七人の侍』もそうだが、レガシーである名作を4Kデジタルでリマスターし、ちゃんとした大きなハコの大スクリーンで、かつ良い音質で上映してくれるので実にありがたい。
特にこの『サウンド・オブ・ミュージック』は子どもの頃に親に連れられて観に行って、幼心に強い印象を持った。いくつもの名シーンは数十年経っても思い出せるほどだった。
もちろんその後テレビやDVDで観た覚えがあるが、製作60周年記念の特別劇場公開なら何はともあれ観なければ、と公開初日の朝一番の回に行った。
TOHOシネマズ日比谷の宝塚地下にあるスクリーン12は約680席、けっこう大きいが、10時40分からの回でほぼ9割近い入りだった。
懐かしいシーンと懐かしい楽曲・・・ああ、年を取ったからだろうか、いくつものシーンで目頭が熱くなる。この60年のあいだに知ったさまざまな人生の機微や拗れと和解、喪失と自己快復、・・・そんなものがミュージカルの中に凝縮されていて、いろいろな思いが立ち上がる。
改めて舌を巻いたのは、役者たちの美声と楽曲の素晴らしさはもちろんのこと、「ものがたり」としての起伏が見事であり、その進行とともに織り上げられていく豊かな人間関係への讃歌だ。
それに加えて今回、数十年ぶりにいっぱしの映画ファンとして観て、改めて驚嘆したのは、テンポの良さだ。
この二点は、すなわち脚本と編集が超一級であることの証左である。
元々は舞台ミュージカルのコンテンツだが(もっと言えばアメリカに亡命後にマリアが著してベストセラーになった自叙伝がオリジナル)、舞台では表現できない時間経過と場面転換をスピーディに、かつ観客側に違和感を抱かせないマナーで「ものがたって」いるわけで、その思い切りの良い「話の運び方」はとても心地よい。
本来、監督は語りたがるものだ。だから資金的に余裕がある時は往々にして冗長になる。あるいは映画館の回転数を気にしなくても良いディスクや配信でのディレクターズ・カットで「全部入り」を見せたがる。
でも、詰め詰めに詰めてもなおナラティブの質が落ちないバランス感覚があれば、その物語はシェイプアップされ、より濃縮された時間で強い印象を与えてくれるに違いない。
終わってみれば、あれよあれよと素晴らしいシーンを音楽とともに届けられ、幸福感でぼうっとしながらエンドロールを見る。
日本の映画館では珍しくあちこちの席から拍手が湧き、しばらくスクリーンに向けて称賛が送られた。
こんな映画、あまりない。
ザルツブルクは今でも映画のままの美しさ
何度観ても素晴らしい! 永遠不滅の大傑作!!
始めから終わりまで何と力強い事か、174分とほぼ3時間の長尺を全く感じさせない見事な完成度の高さ
オーストリアの雄大な景色の空撮から主人公マリアを演じるジュリー・アンドリュースさんに寄ってトップナンバーの“サウンド・オブ・ミュージック”を歌うオープニングは圧巻、映画史上屈指の名オープニングシーンだと思います
おてんばで問題児のマリアが修道院から厳格で有名なトラップ大佐の家に7人の子供たちの家庭教師として修行に出され、子供たちと心を通わせ互いに成長しながら幸せを掴んでいく、という感動のストーリー
劇中に流れる歌の数々はどれも有名な名曲ばかり、そして特にマリアがトラップ大佐の留守中に子供たちをピクニックに連れ出し彼らの心をガッチリ掴むくだりで歌う“ドレミの歌”は全身鳥肌ものの感動、子供たちも一緒に大自然の中で歌い始め、全員で自転車に乗って湖畔、クラシカルな街なかを馬車に乗って、と場所を変えながら歌い続ける映像の持つパワーに圧倒されます
そんな魂を揺さぶるような名曲の数々を全編に渡って綺麗な地声で披露しているジュディ・ガーランドさんが容姿も含め役柄にピッタリ、すごくチャーミングで本当に素晴らしく、長い時代を経ても多くの人の心を掴み続けるのも頷けます
と、オーストリアの大自然と歴史的な美しい街並み、そしてジュディさんと子供達の綺麗な歌声で染み渡る名曲の数々、そして全てを包括する感動のストーリー、と何もかもがゴージャスで力強いロバート・ワイズ監督の映画史上に刻まれる傑作中の傑作に大満足の3時間でした
圧巻のオープニング
Bless my homeland forever!
とにかく素晴らしいの一言 最初から最後までずっと退屈しない展開なの...
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