サイレンサー 沈黙部隊

劇場公開日:

解説

ドナルド・ハミルトンの小説“マット・ヘルム”シリーズのうちから「沈黙部隊」のオスカー・ソウルが脚色、「ランページ」のフィル・カールソンが監督したスパイ・アクション。撮影は「ちょっとご主人貸して」のバーネット・ガフィー、音楽は「ビッグトレイル(1965)」のエルマー・バーンスタインが担当した。出演は「結婚専科」のディーン・マーティン、「底抜け大学教授」のステラ・スティーヴンス、「ロード・ジム」のダリア・ラビ、「ふるえて眠れ」のヴィクター・ブオノ、「夢の渚」のアーサー・オコンネル、「ブラック・タイツ」のシド・チャリシーなど。製作はアーヴィング・アレン。

1966年製作/アメリカ
原題または英題:The Silencers
配給:コロムビア
劇場公開日:1966年6月4日

ストーリー

スパイ戦の第一戦を退き美しい秘書と余暇を楽しんでいるマット・ヘルム(ディーン・マーティン)のところへ、ICE本部から電話が入った。有無をいわせぬ呼び出しで、パートナーには、彼が以前愛していたティナ(ダリア・ラビ)が選ばれていた。敵は中国人タン・ツェの組織で、彼らのねらいは、米空軍のミサイル実験を利用し、電波誘導で合衆国南西部一帯を死の灰でつつんでしまおうというのだ。ICEはそれを阻止しなければならない。マットとティナは、指令でニューメキシコに出発した。途中フェニックス・ホテルに落ちついて間もなく2人は、ゲイル(ステラ・スティーヴンス)と名のるグラマー女性と知りあい、彼女は2人にオルガン弾きガンサーを紹介した。マットはこの2人をあやしいと思いながらも正体をつかめなかった。その夜ホテルのショウ・ルームで、裏切った合衆国科学者が手に入れたマイクロ・フィルムが敵の手に渡されるという情報が入った。ショウ・ダンサーのサリータ(シド・チャリシー)が客の1人からマイクロ・フィルムを受けとり、衣裳の間にかくし、舞台中央に戻った時、彼女は何者かに射殺された。すぐに死体にかけより、マイクロフィルムを奪ったのはゲイルだった。マットはゲイルをとらえ訊問したが、彼女は何も知らないと言いはるのだった。いつのまにかティナもそばに来ていた。その頃ICE本部から指令が入り、マットはゲイルをつれて出発した。ゲイルは車の中でも、自分は事件には関係ないと強硬に言いはるのだった。途中の山道で車は敵にかこまれ、一時は逃げられたものついに敵の一味にとらえられ、本部につれていかれた。なんとそこにはティナがいた。彼女は2重スパイだったのだ。マットはすきをみて、才知と新型兵器を使い、敵の本部を爆破、一味を全滅させた。数日後、自宅でくつろぐマットのかたわらには、ゲイルがほほえんでいた。

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