サイレンサー 殺人部隊

劇場公開日:

解説

ドナルド・ハミルトンのスパイ・アクション小説の第5作目『殺人部隊』を、ハーバート・ベイカーが脚色、「殺しのビジネス」のヘンリー・レヴィンが監督した。撮影は「ブルーライト作戦」のサム・リーヴィット、音楽は同じく「ブルーライト作戦」のラロ・シフリンが担当した。出演はディーン・マーティン、アン・マーグレット、「ネバダ・スミス」のカール・マルデン、スウェーデン生れの新人カミラ・スパーブ、「殺しのビジネス」のビヴァリー・アダムスのほかに、ギターと歌のグループ、ディノ・デジ・アンド・ビリーと、12人のマット・ヘルム・ガールズが特別出演している。製作は前作「沈黙部隊」のアーヴィング・アレン。

1966年製作/アメリカ
原題:Murderers' Row
配給:コロムビア映画
劇場公開日:1967年1月21日

ストーリー

怪光線を使って世界転覆をはかろうとする一味が暗躍しはじめた。この光線を使うと、大都市が一瞬にして吹っ飛ぶという。一味は、計画達成のため、邪魔になる有能なスパイを消しはじめ、マット・ヘルム(ディーン・マーティン)のもとにも魔手がのびてきた。マットは相変わらず女の子のヌード撮影に熱中していたが、モデルの1人が敵のまわし者で、マットはあやうく命をとりとめた。一味のアジトはリビエラらしいとにらんだ上官“M”は、すぐにマットを派遣した。その地で世界的な科学者ソラリス博士が誘拐されたのだ。リビエラについたマットは、指令どおり、ドミニクの部屋を訪れたがすでに死体となっていた。次にマットは“ドミニクの店”をたずねた。そこは、ゴーゴーを踊る若者でみちあふれており、ソラリス博士の娘スージー(アン・マーグレット)も、その1人だった。一方、土地の警官は、ドミニク殺しの犯人としてマットを捕らえた。富豪ウォールと彼の情婦ココの証言のためだ。しかし、スージーがマットの窮地を救った。ウォールは、海岸に大工場を持っていた。そしてその工場こそ、怪光線の生産工場だったのである。観光客に化けたマットは、その工場をさぐっているうちに、またもや捕まってしまった。しかし、マットの正体は見破られることなく釈放された。一方、スージーは、敵のプレゼントとも知らず、金のブローチを胸につけて“ドミニクの店”で踊っていた。駆けつけたマットがブローチをむしりとり、壁に投げつけると爆発した。そしてマットは、スージーを連れて、ウォールのもとに再び戻った。博士は、怪光線の最後の仕上げをするためにウォールに捕らわれていたのだ。マットは新兵器を駆使して敵の一味にたちむかったが、またしても敵中におちてしまった。そして娘スージーを助けるため、ソラリス博士は一味に協力を承諾した。しかし、その時スージーの機転でマットは逃げ出しに成功し、敵に向かった。一味はバタバタと倒れた。海へ逃げたウォールを追って、マットとスージーも海へ。激しい海上の戦いの末、ウォールは海中に消えた。

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