劇場公開日 1952年10月9日

生きる(1952)のレビュー・感想・評価

全67件中、61~67件目を表示

4.0生きるということ、死ぬということ

2016年5月23日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

泣ける

余命を通して、生を考えさせられます。
今日一日を真剣に、大切に。

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たれりん

4.5死ぬことは生きること

2016年2月13日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

興奮

知的

幸せ

フルHDでの鑑賞です。
嶋田久作のメフィスト↓、天真爛漫な部下の女の子↑と悪魔と天使が登場します。
そして、ハッピーバースデイの歌とともに天使に救われます。
後半、志村喬が死んでから少しだれますが、「次長と言え!」のセリフで見ている側も一喝されます。
黒澤監督らしいやや説明し過ぎのくどい演出が気になりますが、やはり名作でしょう。
92点。

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neonrg

5.0命短し

2015年6月7日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

自分の心が温かくなったような、そして世間に対して冷たくなったような…たまらない気持ちになりました。決して派手な作品ではありません。ところが、徐々に引き込まれていく。そんな作品です。
志村喬の、台詞だけでなくアクションでも魅せる演技に、心を打たれました。
表情の一つひとつが胸に突き刺さり、あのブランコで歌う場面は特に感動しました。それはつまり、前半で歌う姿とラストで歌う姿が違うということです。
当時の社会に対する批判を、前半ではコミカルに描いています。
最初は面白おかしく観ていたのに、実はそれは、"あまりにダイレクトな皮肉"だということに気づかされます。そして、クライマックスで「生きる」意味を見つけた主人公に、小さな希望の光が降り注ぐ。何と巧妙なストーリー構成でしょう。
普通の人生ほど、つまらないものはないのです。それは死んでいるも同然です。
僕たちは、ちゃんと「生きて」いるのだろうか。

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ハットコック

5.0丁寧かつ分かりやすく、かつ絶妙な構成、絶妙な演出、カット割り・・・言うまでもなくとにかく凄い作品です

2015年4月29日
PCから投稿

笑える

興奮

知的

さえない志村喬・・・ボソボソなに言ってんのか分からん・・・容姿の格好良さなんてものも微塵もないし、なんだろう、ホント古くさいし、これは見るに堪えん─と思いながら見たと記憶しております。説明くさいし、この調子で長時間を耐えねばならんのか・・・
多少耐えなければなりません。地味で、時代後れで、台詞も聞き取りづらいので・・・正直、音声の質には終始我慢が必要だと思いますが、ぼやっとしているところと明瞭なところの差でもって作品を堪能できるはずです。さえない志村喬・・・その強烈な印象が、何気にミソだったりします。見終わって、巨匠とか名優と呼ばれる所以を噛み締めるに違いありません。
絵的に素晴らしい黒澤映画は他にたくさんあるので、それらに比べるとこの作品はそれほど映像が優れているような印象は持ちません。けれども、何度見ても見入ってしまいます。見返せば色んな再発見や味わい深い演出演技や丁寧な構成なんかを実感できるに違いありません。時代を感じる社会的情景も記録として眺める価値も感じます。
とにかく超名作であることは間違いありません。

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SH

4.0『生きる』

2014年12月14日
フィーチャーフォンから投稿

幸せ

待合室でのシーン渡辺篤の演技がたまらん。
小説家の伊藤雄之助がストーリーにスパイスを効かせる。

親子とは老いとは仕事とは人生とは生きがいとは、この映画にその答えのヒントがある、そんな映画でした。
七人の侍メンが端々で顔を出してるのがまた憎いね。

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リッキー Rickie

5.0最初に見た黒澤さんの作品

2014年6月14日
iPhoneアプリから投稿

泣ける

楽しい

幸せ

高校の教科書に生きるが載っていて、現国の先生が嬉しそうに視聴覚室で何時間もかけて見せてくれた。
得意そうに、どうだった?と聞かれるものの、なんと応えていいやら、高校生には微妙な映画だった。
でも、私の心の中に、志村喬さんラブな気持ちが強く残ったのだ。
それまでなんとなく自分の好みは、ジャニーズ系やら美形俳優ではないことに気づいていたが、これではっきりしたのだ。
私は、冴えないおじさまや、知的なお爺様が大好きである、真剣に、ということに。

ゴンドラの唄のシーンなんか、後ろから、よくやったね、頑張ったね、と抱きしめたくなるくらいだ。

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たけたけ

5.0他の作品の志村さんと全然違う

2014年3月19日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:試写会

泣ける

悲しい

何度見ても三船敏郎さん志村喬さんはかっこいい。
DVDで見た時よりも、ずっと聞き取りやすく画面も見やすかった。
公園を完成させる直前、本当に生きたのだろう。

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Lenore