劇場公開日 1952年10月9日

「僕には古すぎる映画でした。」生きる(1952) つなやんさんの映画レビュー(感想・評価)

3.0僕には古すぎる映画でした。

2016年9月19日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

「午前十時の映画祭」で鑑賞。黒澤監督作品。途中、間延びして寝てしまった。今風に言えば、30年近くことなかれ主義を続けてきたコミュ障のおっさんが、最後に一花咲かせたという感じ。がん告知、息子夫婦とのコミュニケーション、生活、風習が今とは随分かけ離れていて、設定をすんなりと受け入れられなかった。終盤の主人公が放蕩生活から脱出し仕事に熱意を燃やす決心をしたシーン、同僚による主人公の在りし日を回想するシーンの演出はうまいと思った。

つなやん