がんばれ!ベアーズ 特訓中
劇場公開日:1977年12月17日
解説
あのガラクタ・チーム『ベアーズ』が、リーグ代表としてアストロドーム球場で大試合を展開していく姿を描く。製作はレオナード・ゴールドバーグ、監督は当年弱冠27歳のマイケル・プレスマン、脚本はポール・ブリックマン(ノヴェライゼーション/リチャード・ウッドリー著、二見書房刊)、原案はビル・ランカスター、撮影はフレッド・コーネカンプ、音楽はクレイグ・セイファンが各々担当。出演はウィリアム・ディヴェイン、クリフトン・ジェームズ、ジャッキー・アール・ヘイリー、ジミー・バイオ、クリス・バーンズ、エリン・ブラントなど。
1977年製作/アメリカ
原題または英題:The Bad News Bears in Breaking Training
配給:パラマウント=CIC
劇場公開日:1977年12月17日
ストーリー
カリフォルニアの少年野球チーム『ベアーズ』が、ノース・ヴァレー・リーグで、一躍2位におどり出てから1年。首位『ヤンキーズ』がチームの統制を欠き、今『ベアーズ』に大試合のチャンスがまわってきた。アストロドーム球場でのプレーオフだ。もしこれに勝てば、日本遠征。こうなったらガンバラねば、チーム全員大ハリキリ。チーム一のひねくれ者のケリー(ジャッキー・アール・ヘイリー)は三文コーチをスカウトし、親にヒューストン行きをOKさせ、又、チームの投手力アップのためカーメン(ジミー・バイオ)を引き抜いてくる。こうして『ベアーズ』は親からねだった軍資金と、友人から借りた(?)マイクロバスで出発する。いざ、アストロドームへ……。だが、その前に腕だめしで、みちくさをくって、インディアンのチームと1試合した。だが、カーメンの乱投で大惨敗。カーメンの実力に『ベアーズ』の面々はショックを受けるものの、彼らはシューストンに着いた。しかし、彼らの着くのが遅かったので、『ベアーズ』は棄権とみられる。だが、彼らにマスコミは集まった。一方、ケリーがここに来た本当の目的は、音信不通の実父マイク(ウィリアム・ディヴェイン)に会うこと。ようやくケリーはマイクを探しあて、『ベアーズ』のコーチをやってもらう。又、彼は試合のスポンサーにかけあい、試合にだしてもらえるようにし、スポンサーの1人オーランスキー(クリフトン・ジェームズ)を説き伏せ、『ベアーズ』の滞在費を持たせるのに成功。ようやく、『ベアーズ』のホンバンがやってきた。3回表、5対0で負けていた『ベアーズ』はその裏に2点とり、さらに4回には逆転サヨナラ、満塁ホームラン。やった!やった!というぐあいに『ベアーズ』は日本遠征の権利を得、ケリーも父と、親子としての情を交わすことが出来たのであった。
スタッフ・キャスト
- 監督
- マイケル・プレスマン
- 脚本
- ポール・ブリックマン
- 製作
- レナード・ゴールドバーグ
- キャラクター創造
- ビル・ランカスター
- 撮影
- フレッド・コーネカンプ
- 美術
- Steve Berger
- 編集
- Jack Wheeler
- 字幕
- 高瀬鎮夫