がんばれ!ベアーズ
劇場公開日:1976年12月4日
解説
アメリカ西海岸の町を舞台に弱小野球チームの奮闘を描き、続編やテレビシリーズ化もされた青春スポーツコメディ。メガホンをとるのは、「白銀のレーサー」(1969)などスポーツ映画を得意とするマイケル・リッチー監督。かつてマイナーリーグで活躍していたプール清掃員のモリスは、問題児ばかりの少年野球チーム「ベアーズ」のコーチを市議会に依頼される。モリスはチーム強化のため、不良少年のケリーや元恋人の娘アマンダをチームに招き入れ、ベアーズは快進撃をはじめる。
1976年製作/102分/PG12/アメリカ
原題:The Bad News Bears
スタッフ・キャスト
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2022年5月31日
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鑑賞方法:CS/BS/ケーブル
子供達は誰も努力していないし、指導している主人公も何一つ魅力の無いアル中オヤジ。このオヤジに、女のコが惹かれれ意味が理解できない。
落ちこぼれ集団が、どうしたら勝てて、どうしたら団結できるのか?を本当は描きたかったと思うが、このコーチ(監督)の指導では、団結も勝利も出来ないと断言できる。もっとも、ゲームに勝利するだけが、スボーツの楽しさでは無いだろうが、スボーツする楽しさも伝わってこない。つまり、この映画で、この監督は何を言いたいのか?それが理解できない。
多分、人気出たのは日本だけだと思うが。
2022年3月23日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:DVD/BD
名高い傑作!
名作というほどじゃあないけれど、ずっとこれからも映画ファンに長く語り継がれる作品です
初めて観る方にも、きっとあなたの心に深く残る作品だと思います
子供ができたら野球場に連れていきたくなると思います
46年も前の作品なのにちっとも古くなっていません
題名どおり少年野球のお話です
主人公は元マイナーリーグの投手で、今はとうに現役引退しています
野球では食えず、かと言って他に何が出来るわけでもない
離婚されるわ、アル中だわ、プール掃除人という一番下まで転落した中年男バターメーカーです
変な名前です
それはこのバターメーカーという名前が本作の内容を説明しているからこの名前なのです
バターメーカーは、生乳からバターを作ったり、既製品のバターを柔らかくふんわりさせたりすることができる調理器具のことです
調べてみると200gのバターをつくるのに4リットル以上もの沢山の生乳が必要なんだそうです
少年野球の選手たちは言ってみれば生乳です
バターを作るようにいっぱい鍛えられます
でもプロ野球選手になれるのは何千人、何万人に一人なんでしょう
部活動でも有力校のチームともなると、レギュラーにもなれずに、ずーーと球拾いかベンチの中だけで試合にもでれないそうです
ベアーズの監督のバターメーカーは、野球をやりたい子供達をバターにしてあげようと奮闘するのです
ラストシーンは感動です
感動で涙がでます
結局、チームは負けてしまい準優勝に終わるのですが、本当に優勝したのはベアーズだったのかも知れません
生乳だった子供達がみんなバターになったのです
大リーグはストも終わりオープン戦たけなわ
大谷翔平選手の活躍が今年も大注目です
何でも開幕投手に指名されたとか
彼の為に二刀流がやりやすいようにルールまで変えられたそうです
球場に入る大谷翔平選手を米国のファンが取り囲んでサイン攻めにしているニュース映像を見ました
大人もいますが子供達が一杯です
ベアーズのメンバーみたいなチビどもです
ボールにサインしてもらって感激していました
少年野球のチームに所属している子供達もいるはずです
上手い子もいるでしょう、下手くその子供もいるでしょう
子供達一人一人には得手不得手も個性もあるのです
野球ってチームでやるゲームなんだ
野球だけじゃなく社会ってそんなもんだろ
それが本作の言いたいテーマだったと思いました
上手い選手だけで試合をして、勝敗だけにこだわる
そんなやり方を大人が指導して子供の世界でやるから、それがいじめを生む土壌をつくっているんだとも改めておもいました
大人たちも、子供達もベアーズの子供達の戦い方にそれを学ぶのです
監督のバターメーカー自身も子供達から学んだのです
ラストシーンは遠くからグランドをカメラが写します
優勝チームはグランドから去っているのに、負けたベアーズのところに観客が集まって、まるで優勝したかのような騒ぎなのです
そこに涙がでるような感動があるのです
春のセンバツもたけなわ
コロナの感染者数はなかなか減ってこないのですが、今年は無観客ではなく満員には出来なくても観客が沢山入っています
ベアーズのようなチームの中から、高校野球の決勝戦にすすんだり、プロ野球や大リーグの選手になる子供がでるかも知れません
大谷翔平選手にサインをねだる子供達の姿
今日球場に子供達を連れて来た親も子供の頃にその親に連れられて球場に来たはず
きっとその親子は本作を映画館やテレビで観ていたに違いないと思いました
親から子に永遠に受け継がれていく映画だと思います
2022年2月11日
Androidアプリから投稿
序盤、中盤は王道って感じでオチもまぁこうだろうなと予想していたが、以外なオチだったので高評価。
2022年1月10日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:DVD/BD
テイタム・オニール、
拍子抜けしたのですが、意外にも“ただの脇役”での出演なのでした。
衝撃的デビューの「ペーパー・ムーン」から3年です、
どんな名演を見せてくれるのかと思いきや、草野球のベアーズのメンバーそれぞれが(監督を含め)、実に面白いキャラ持ちなので、テイタムはチームの一員という役所に埋もれてしまってます。
この時代に多様性の肯定感もりもりです、
デブ、メガネ、黒人、ユダヤ人、ヒスパニック移民、シングルマザー。
テイタムが霞むのも無理はない。
むしろスター子役にだけスポットライトを当てない作意が好ましいと思える。
最年少記録10歳、
「ペーパー・ムーン」で華々しいアカデミー助演女優賞受賞。
過度の期待もあったでしょう、
期待に応えられない挫折もあったでしょう。
そして時の運もこの世には厳然としてあるんです。
早熟な名子役は大成しないとのジンクスを、身をもって証明してしまったのは寂しいけれど、でもその後の彼女の生きてきた道をこうやって見てやれることは、親心の目線で嬉しいし、
成人した彼女が思いがけずカメオ出演していた「新しい人生の始めかた」(ダスティン・ホフマン主演)では、旧知の同級生に偶然に再会したようで
「元気そうじゃないかー!」
「ここで働いていたんだね!」
「最初の予定通りではなかったけれどOK OK!」、
という感激も抱きました。
落ちこぼれのベアーズ・・
間延びもするし、収拾のつかないこのチームの試合の騒動は、僕の人生の今ある状況の生き写し。
親として子どもの応援席にいたり、選手としてバッターボックスに自分が立ったり、そして無能ながらも監督であったりと・・、
ベンチを温める暇なく僕のプレーも8回に入った頃かと思います。
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