片腕サイボーグ

劇場公開日:

解説

悪と戦うサイボーグの活躍を描く。監督はマーティン・ドールマン、脚本はエリザベス・パーカー、ソウル・サシャ、ジョン・クローザー、撮影はジョン・マクフェランド、音楽はクラウディオ・シモネッティが担当。出演はダニエル・グリーンほか。

1986年製作/イタリア
原題または英題:Hands of Steel
配給:日本ヘラルド映画
劇場公開日:1987年5月9日

ストーリー

近未来。荒廃した環境保存を推し薦めている目の不自由なエコロジスト、アーサー・モーズリー(クラウディオ・カッシネリ)。彼の命を狙う若者がいた。鋼鉄の腕をもつサイボーグのパコ・クエラック(ダニエル・グリーン)だ。精神まで訓練させている殺人鬼だ。彼を操るのは悪徳企業家フランシス・ターナー(ジョン・サクソン)。このターナーにとってモーズリーの運動は目のうえのたんこぶなのだった。まんまとモーズリーの部屋に入り込んだパコだったが、彼の30パーセントの人間性が目覚め、暗殺は失敗に終った。パコは逃げる。故郷アリゾナを目指しているうちに、人間性を取り戻しつつあった。暗殺失敗に終ったことを知ったターナーは、パコの追跡に当たった。一方、FBIは、ペキンパー博士(エイミー・ウエルバ)をリーダーにモーズリ暗殺未遂事件を追った。パコはアリゾナに入り、美しい女性リンダ(ジャネット・アグラン)が経営するカフェ・モーテルで働き始めた。このモーテルの名物は、トラック・ドライバー達のアーム・レスリングだ。そこで、乱暴もののラウエル(ジョージ・イーストマン)を打ち負かし、それをきっかけにリンダとの間に恋が芽ばえた。しかし、ターナーとFBIの追跡が迫った。リンダとともにターナーに挑むパコは、見事にターナーを倒し、取り囲むFBIの説得のまえで、人間性をみせるのだった。

全文を読む(ネタバレを含む場合あり)

スタッフ・キャスト

全てのスタッフ・キャストを見る

映画レビュー

1.5片腕=全身

2022年12月19日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

単純

ハリウッド映画のような娯楽アクション大作を目指した感が強い、出来上がったのはB級映画でしかない為体、影響を受けたアメリカ映画をパクりにパクった感は否めない、ペキンパーの『コンボイ』を単に想像してしまう場面とスタローンの『オーバー・ザ・トップ』に関しては本作が先駆的、あれ?『ロボコップ』も? やはり『ブレードランナー』と『ターミネーター』がチラついてしまう、イタリア訛りの英語が飛び交う違和感と地味なアクションや足りないお色気と残酷描写、ハリウッドよりマカロニ・ウェスタンから学ぶべき事があるようで同じくパクリ感が強いイタリアB級映画である『マッドライダー』が頭に浮かぶ!? あれ?『ターミネーター2』に関してもコッチが早い?

コメントする (0件)
共感した! 0件)
万年 東一