おかしな、おかしな、おかしな世界

劇場公開日:1963年12月28日

解説

「マダムと泥棒」のウィリアム・ローズ夫妻のシナリオを得て「ニュールンベルグ裁判」のスタンリー・クレイマーが製作、監督したスペクタクル喜劇。音楽は「栄光への脱出」のアーネスト・ゴールドが、撮影を「ニュールンベルグ裁判」のアーネスト・ラズロが担当した。出演者は「ニュールン--」のスペンサー・トレイシー、「ショウほど素敵な商売はない」のエセル・マーマン、「ティファニーで朝食を」のミッキー・ルーニー、「腰抜けアフリカ博士」のイーディー・アダムス、「ポケット一杯の幸福」のピーター・フォーク、テレビ界からミルトン・バール、ディック・ショーン、ドロシー・プロバイン、シド・シーザーのほか、ジェリー・ルイス、バスター・キートンらの特出。

1963年製作/アメリカ
原題または英題:It's a mad,mad,mad,mad world
配給:ユナイテッド・アーチスツ
劇場公開日:1963年12月28日

あらすじ

ハイウェイで事故が起きた。グローガンは瀕死の重傷で、救出に谷底へ下りた5人の男に「ロジタ公園に35万ドルが埋めてある」と言って死んでいった。4台の車に乗る5人の男達--海草会社社長ラッセル(ミントン・バール)と妻のエメリン(ドロシー・プロバイン)、妻の母マーカス夫人(エセル・マーマン)の1台、歯科医クランプ(シド・シーザー)とその妻モニカ(イーディ・アダムス)の1台、ギャグ・ライターのベンジャミン(バディ・ハケット)と相棒のベル(ミッキー・ルーニー)の1台と家具運搬中のパイク(ジョナサン・ウィンタース)がのっている4台である。ロジタ市の停年近いカルペパー警部(スペンサー・トレイシー)は昨夜出獄したグローガンが事故死と聞いてがっかりした。警部は缶詰会社から強奪した35万ドルを追っていたからだ。が、部下から事故死の目撃者5人があると聞き、彼らの後を追えば金の隠し場所が分かるに違いないと分かる断した。一方、4組の男女は途方もない大金に初めは呆然としたがもしかしたらという欲が起こった。各組は警察から監視されているのも知らずに、金を一人占めにしようとロジタ市を目指してスピード競争がはじまった。七転八倒の末、4組がやっと公園に辿りついた時、鬼警部カルペパーが乗りこんできた。仕事の鬼カルペパーは欲の鬼となっていた。というのは、市会が警部の仕事のやりすぎに腹を立て、彼の年金を差し止めてしまったからだ。警部は皆を足止めして自分だけ公園に入っていった。なかなか出てこない警部に、騙されたと知った4組はメキシコ国境へと警部を追った。追跡が得意の警部も逃走は苦手である。間違ってロジタ市に逃げてしまった。広場のビルの屋上に逃げこんだ警部はついに立往生。見上げる市民の頭に35ドルの札がヒラヒラと舞い降りてくるのだった。

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スタッフ・キャスト

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受賞歴

第36回 アカデミー賞(1964年)

受賞

音響効果賞  

ノミネート

撮影賞(カラー) アーネスト・ラズロ
編集賞 Frederic Knudtson ジーン・フォウラー・Jr.
作曲賞 アーネスト・ゴールド
音響賞  
主題歌賞

第21回 ゴールデングローブ賞(1964年)

ノミネート

最優秀作品賞(コメディ/ミュージカル)  
最優秀主演男優賞(コメディ/ミュージカル) ジョナサン・ウィンタース
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映画レビュー

2.0 It's a mad,mad,mad,mad world

2026年5月23日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

おバカな、おバカな、おバカな喜劇。大きいことはいいことだ!の時代の精神を感じられる。210分の長尺映画なので、途中で休憩(インターミッション)がある。最後の方で「タクシー運転手」として登場するのは、なんと「ピーター・フォーク(当時36歳)」。たくさんの大物スターたちに混じって、まだ売れてない?頃のフォークが出ているのを見つけて何となく嬉しかった 。若い頃からコロンボの顔つきだった。

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Neo*

0.5 ドタバタレース

2026年5月17日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD
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odeonza

3.0 加算と破壊と資本主義 = 日本よ、これがアメリカだ!

2026年5月9日
Androidアプリから投稿

アメリカの広大な大地を舞台に、早いもの勝ちで大金が手に入るレースが繰り広げられるドタバタアクションコメディは、すごくアメリカ的だった

4台の車、5人の目撃者、8人の秘密を知る者たちで公平に分けよう?……ええい、危険運転上等!大きなWの下に眠る大金35万ドルをめぐる一攫千金争奪レース。思惑が渦巻く陸海空コンプリートで、足して壊してカネを探して?公園で全員逮捕するつもりで、その様子を見守る警察。カネ探しに必死な当人たちは自らが監視対象になっていることなど知る由もない。破茶滅茶アンサンブル群像劇だけど、強いて言えば主人公は年金アップしてもらえないカルペッパー警部。探してるのは何人?まるで何かの大会だ!
この珍道中ハリウッド狂騒曲アクション・アドベンチャー(行き当たりばったりロードムービー)は、究極の展開先行とも言える内容で、絶体的なキャラクター数の多さ、圧倒的な加算方式に依存している。とにかく新しい要素やキャラクター、次なるドタバタの要素を脈絡など無く足して足していくのだ。一箇所(一つの関係性や事件)にとどまることなく、とにかく関係者が増えていく。つまり、キャラクター主体のドラマ性のある内容とは対照的であって、登場人物とりわけ主人公のキャラクター(個性、性格)で本来展開させるべきシナリオとしてはアウト寄り?
ただ、文字通り「破壊」による笑いに、(とりわけコメディとしては)長い本編尺含めて何かもがオーバーでバカバカしいけど、それすら魅力に変えてしまうような"古き良き"アメリカを感じられる。何より豪華アンサンブルキャストによるコメディの才が、集合体として爆発している!…から、全編見所とも言えるかもしれない好き放題お祭り騒ぎなドタバタコメディ。スラップスティックな弾けっぷり。ただ、頭を空っぽにして目の前で繰り広げられるバカ騒ぎに身を委ねバカだな〜とガハガハ笑えばいい?ただ楽しければいい。そして、落とし前(オチ)のつけ方は好みだった。
カネに目がくらんだバカ騒ぎが、映画的に誇張しながら教えてくれる「お金は人を変える」?ここで描かれるのは、お金が人を動かす資本主義社会の歪み、つまり金の亡者。我先にと血眼になって、自分勝手・自己中心的で、他責・利己的な醜い世の中と、悲しいかな人間の性。最初から山分けすればよかったのに…トホホ。と、助け合いの精神を忘れてしまった現代社会に生きる人間の醜さ=おかしさを皮肉る喜劇で、一石を投じる。最後の最後まで、欲望が低次になっていっても「自分良ければ全て良し」な愚かさは続く。

P.S. 目突きはシンプルにアウト

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とぽとぽ

1.0 仙台東北劇場で鑑賞

2024年5月15日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

ゴジャゴジャしてつまらない。

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ムーラン

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