エイリアン2

ALLTIME BEST

劇場公開日:

解説

大ヒットSFスリラー「エイリアン」のシリーズ第2作。「ターミネーター」のジェームズ・キャメロンが監督・脚本を手がけ、エイリアンの大群と海兵隊の死闘を緊張感たっぷりに描く。宇宙貨物船ノストロモ号での惨劇から57年後。唯一の生存者である航海士リプリーが、催眠カプセルの中で眠りながら宇宙を漂っているところを発見された。目を覚ました彼女は、かつて自分たちがエイリアンと遭遇した星が現在は植民惑星となっていることを知り、がく然とする。リプリーがエイリアンの危険性を訴える中、植民惑星との通信が突如として途絶えてしまう。原因調査を依頼されたリプリーは、海兵隊とともに現地へ向かうが……。第1作に続いてシガニー・ウィーバーが主人公リプリーを演じ、「ターミネーター」のマイケル・ビーン、ランス・ヘンリクセンが共演。

1986年製作/136分/アメリカ
原題または英題:Aliens
配給:20世紀フォックス映画
劇場公開日:1986年8月30日

スタッフ・キャスト

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受賞歴

第10回 日本アカデミー賞(1987年)

ノミネート

外国作品賞  

第59回 アカデミー賞(1987年)

受賞

視覚効果賞  
音響効果編集賞  

ノミネート

主演女優賞 シガニー・ウィーバー
編集賞 レイ・ラブジョイ
作曲賞 ジェームズ・ホーナー
美術賞  
音響賞  

第44回 ゴールデングローブ賞(1987年)

ノミネート

最優秀主演女優賞(ドラマ) シガニー・ウィーバー
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写真:Album/アフロ

映画レビュー

5.0これが観たかった

2023年3月20日
スマートフォンから投稿

怖い

興奮

今観ても迫真の闘い。リプリーが全力で女のコを守る姿に胸アツ!テンポよく場面展開していくのでゾクゾクします。キャラが立ってるので思わず画面に話しかけてしまったりします。古さを感じさせないハラハラ感で一気に観れます。

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ホビット

4.5シリーズ化を決定的にした、SF戦争アクションの傑作。

2024年11月21日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

最新作『エイリアン ロムルス』鑑賞前にBlu-rayで復習。
シガニー・ウィーバーはほんの少し歳を重ねたものの、冷凍睡眠ポッドで彼女だけがスキャンティーだったりして相変わらずセクシーだ。女性海兵隊員からは〝白雪姫〟と言われる。

『ターミネーター』(’84)で一躍注目の監督となったジェームズ・キャメロンが、サラ・コナーよりも先にエレン・リプリーを戦士に進化させたヒット作。
『ターミネーター』で戦闘型サラ・コナーを知らずに終わったマイケル・ビーンが、本作で戦闘型リプリーと共闘した。
前作から7年後、公開時のキャッチフレーズは…“今度は戦争だ!”

前作の世界的ヒットを受けて続編の製作を決めたウォルター・ヒルが組み立てたコンセプトに基づき、ジェームズ・キャメロンが脚本を執筆したのだが、その時期キャメロンは『ターミネーター』と『ランボー/怒りの脱出』の脚本も書いていたというのだから、なんだか凄い。
公開は『ターミネーター』より後になったが、キャメロンの起用は『ターミネーター』製作より前なのだ。

ノストロモ号を爆破して脱出したリプリー(シガニー・ウィーバー)と猫のジョーンズを乗せたシャトルは、57年間も宇宙を浮遊していたという。
これはこれで驚きなのだが、リプリーはエイリアンに遭遇したあの小惑星LV-426に開拓民が入って20年も経っているということに驚いても、技術の進歩に戸惑うような場面はなかった。もう発達しきっていて57年くらいではさらなる進歩はなかったのだろうか。

サルベージ船に救助されたリプリーが収容された、地球軌道に浮いている中継ステーションは、〝会社〟が地球との中継拠点として運営しているのだろうか。そこで諮問会議にかけられたリプリーは、ノストロモ号を爆破した責任で貨物係に左遷され、そのまま従事しているのだから、やはりそこは〝会社〟の中なのだろう。
それにしても、57年経っても責任を追及されるのだから厳しい。

ところで、ウェイランド・ユタニという会社名は本作で示されていただろうか。それを気にして観ていた訳ではないが、前作同様〝会社〟としか呼ばれていなかったような気がしたのだが。
背広組がみんな襟の後ろを立てているのが、なんとも可笑しい。

さて、リプリーが同行する〝植民地海兵隊〟とはいったい何なのだろうか。軍の部隊だとは理解するが、どこの軍なのだろう。彼らは統率された軍の一部隊というより、傭兵部隊のように見えた。
剛腕の女性隊員が「(エイリアンの)いる場所だけ教えてくれれば退治してやる」とふざけ半分に言う。
「本当に退治してほしいわ」とリプリーは返すが、「できるものならね」と付け加えたかったのではないか。

一行がLV-426に到着すると、開拓基地の生存者は少女一人だった。
エイリアンがカプセルに保存されている研究施設は実に不気味で、それが蠢いてガラス越しに醜い生殖器を晒すのだから、身の毛がよだつ。
隊員たちがエイリアンと遭遇すると、原題が示すように、エイリアンが大群で襲ってくるという、前作のホラーっぽい恐怖とは質が異なる恐ろしさの死闘が展開する。
LV-246には大気を地球型に変える工場があり、そこで発砲すると大爆発を起こすという緊張感の中で、隊員たちは初めてエイリアンに襲われ恐怖と錯乱に陥るという仕掛けが面白い。

リプリーが少女ニュート(キャリー・ヘン→本作以降の芸能活動はない)を救うための戦いが物語の主軸となっているのだが、合成人間ビショップ(ランス・ヘンリクセン)が敵か味方かというサスペンスがあったり、やはり〝会社〟から密命を受けていたバーク(ポール・ライザー)の暗躍があったりと、飽きさせない。

ニュートを助け出したリプリーにエイリアンが迫る万事休すのタイミングで、ビショップの降下艇が颯爽と浮かび上がってくる名場面は、何度見ても熱い。

多くの専門家が続編として成功した稀な作品だと評価したとおり、ある意味で高温多湿な前作よりもエキサイティングに楽しめるアクション巨編だ。
そして、リプリーがエイリアンと戦うというシリーズのコンセプトを決定づけた作品でもある。

右手にパルスライフルを持ち、左手に少女を抱いたリプリーの姿は凛々しい限りだが、銃規制主義のシガニー・ウィーバーは銃を持つ役に抵抗があったようだ。

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kazz

5.0『Aliens』直訳すると『エイリアン達』誰がAliens?

2024年11月19日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:VOD
ネタバレ! クリックして本文を読む
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マサシ

5.0次は戦争やけん

2024年10月29日
iPhoneアプリから投稿

あの名作からのハードル上がった⤴️続編なのに超面白いってまあまあ奇跡! これに出てくる宇宙海兵隊っつう設定も良いし相変わらず🤖が居たり女海兵隊のやつがカッコ良かったり 最後は母親対決とかパルスライフルナイスとか盛りだくさんで これも名作ですよね🤡

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共感した! 3件)
お主ナトゥはご存じか2世