運転免許証
劇場公開日:1989年5月27日
解説
ティーン・エイジャーのアイドル、コリー・ハイムとコリー・フェルドマンが共演する青春カー・アドベンチャー。マドンナ役には新人のヘザー・グラハムが起用された。監督はこれが劇場用映画第一作めであるグレッグ・ビーマン。製作は「シュワルツェネッガー プレデター」のジョン・デイビスとジェフリー・A・ミューラー、アンドリュー・リクト。脚本はニール・トルキン。美術は「バック・トゥ・ザ・フューチャー」「ブレードランナー」のローレンス・ポール。撮影は「卒業白書」「ビバリーヒルズ・コップ」のブルース・サーティーズ。音楽はジェイ・ファーガソンが担当した。
1988年製作/アメリカ
原題または英題:License to Drive
配給:20世紀フォックス
劇場公開日:1989年5月27日
ストーリー
高校生のレスは、同級生のかわいい女の子メルセデスに夢中。ある日、彼女をレスのパパがキャデラックで家まで送ったことから二人は急接近、デートの約束までこぎつけた。ところが、肝心の運転免許証の取得試験に落第してしまい、双子の姉が合格したのを尻目に、両親や親友のディーンに合格したと嘘をついてしまうのだった。土曜の夜、両親の寝付いたころ、レスはキャデラックに乗って予定どおりメルセデスを迎えに行った。ディスコへ繰り出した二人は、そこでマルセデスの恋人パオロとパオロの同棲相手に出くわした。メルセデスは頭にきてパオロを殴りつけた。実は彼女はまだパオロのことが好きだったのだ。メルセデスとレスはディスコを後にし、町の夜景が見える丘の上でシャンパンを飲んで過ごした。車の調子がおかしくなったので、レスはディーンのところへ行った。ディーンはすぐに車を直してくれたが、もう一人の友人チャールズ(マイケル・マナセリ)が免許証取得祝いに遊びに行こうと提案、酔っ払ったメルセデスをトランクにつめて、みんなでガールハントを始めることになってしまった。ところが、暴走族追われるは、軍事反対デモ隊に巻き込まれて無免許がバレてしまうはのハプニング続き、しまいには酔っ払いの中年男にキャデラックを乗っ取られ、ハチャメチャのカー・チェイスのあげくキャデラックは見るも無残な姿になってしまう。一命を取り留めたレスは明け方、車をこっそり車庫に返したが、そのときママの陣痛が始まり、パパはママを抱えて車庫に来た。ボロボロのキャデラックにしばし呆然とするパパ。それでもなんとかその車でママを病院まで運ぶのであった。
スタッフ・キャスト
- 監督
- グレッグ・ビーマン
- 脚本
- ニール・トルキン
- 製作総指揮
- ジョン・デイビス
- 製作
- ジェフリー・A・ミューラー
- アンドリュー・リクト
- 撮影
- ブルース・サーティーズ
- 音楽
- ジェイ・ファーガソン
- 編集
- ウェンディ・グリーン・ブリックモント
- 衣装デザイン
- Hilary Wright
- スタント・コーディネーター
- Conrad Palmisano
- 字幕
- 進藤光太