怒りの日(1943)

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怒りの日(1943)

解説

デンマークの映画作家カール・テオドア・ドライヤーが、魔女狩りが横行する混沌とした時代を背景に、複雑に絡み合う人間関係を美しいモノクロ映像で描いた作品。

中世ノルウェーの小さな村。牧師アプサロンは若き後妻アンネと平穏な暮らしを送っていた。しかしアプサロンと前妻との息子マーチンが帰郷すると、マーチンとアンネは互いに惹かれ合う。やがてアプサロンが急死し、アンネが魔女として彼を死に至らしめたと告発されてしまう。1947年・第8回ベネチア国際映画祭で審査員特別表彰を受けた。

2021年、特集上映「奇跡の映画 カール・テオドア・ドライヤー セレクション」にてデジタルリマスター版で上映。2023年にも「カール・テオドア・ドライヤー セレクション vol.2」(23年12月23日~、シアター・イメージフォーラムほか)で上映。

1943年製作/94分/デンマーク
原題または英題:Vredens dag
配給:ザジフィルムズ
劇場公開日:2023年12月23日

その他の公開日:2021年12月25日(日本初公開)

原則として東京で一週間以上の上映が行われた場合に掲載しています。
※映画祭での上映や一部の特集、上映・特別上映、配給会社が主体ではない上映企画等で公開されたものなど掲載されない場合もあります。

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映画レビュー

3.5魔女狩り

2024年4月3日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:映画館

眠くなったけど、まあまあ面白かった。

60~65点ぐらい。

最後は考察いりますね。

どうも、この時代のモノクロ映画(この監督の映画?)は眠くなる…

脚本は良かったので、今カラーでリメイクしたら、もっと面白くなるかも。

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RAIN DOG

4.0目は口ほどに物を言う

2024年2月12日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

興奮

ドライヤーの傑出したヒロインの魔性は自身の内心と自ら発した言葉が同じ結果を生むことにある。

一人の若い女性が経験した葛藤の顛末は彼女自身の告白によって、仄暗い部屋にある夫の死体の前で、純白のドレス姿で終結します。その姿を際立たせているのは仄暗い空間で進行する屋内と逢引きをする屋外の光の対比に始まり、家内の重苦しさと屋外の神秘的な光に満ちている開放感のシーンの間で繰り広げられるこの対比は、ヒロインの心理状態と外界との間の複雑なダイナミクスであり彼女の告白はその結節点となります。

魔女として火に焚べられる、生に執着する老女とは対照的に、ヒロインは複雑な感情の渦の中で言葉の魔術性に打ちひしがれるように告白へと踏み出し、老女と同じ運命をたぐり寄せることになります。

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ジャパニーズ先住民

4.0ドライヤー作品は女性の芝居が凄い。吸血鬼もそうだけど、怒りの日の若...

2024年1月18日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

ドライヤー作品は女性の芝居が凄い。吸血鬼もそうだけど、怒りの日の若奥様が文字通り人が変わったように見える。素晴らしい。

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kazuyuki

3.0モノクロの映像美を堪能

2022年4月9日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

「奇跡の映画 カール・テオドア・ドライヤー セレクション」にて鑑賞。
モノクロの映像美を堪能しました。
2022-60

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隣組