あなたに言えなかったこと
劇場公開日:1998年3月7日
解説
人生を不器用に生きる男女の姿をハートフルなタッチで描いた一編。監督・脚本は本作が長編劇映画デビューとなるスペインの女性監督イザベル・コヘット。製作はエディ・サエタ。撮影はテレサ・メディーナ。音楽はアルフォンソ・ヴィラロンガ。出演は「身代金」のリリ・テイラー、「狼たちの街」のアンドリュー・マッカーシー、「トゥリーズ・ラウンジ」のシーモア・カッセル、「スリーサム」のアレクシス・アークェットほか。
1995年製作/90分/アメリカ
原題または英題:Things I Never Told You
配給:カルチュア・パブリッシャーズ
劇場公開日:1998年3月7日
ストーリー
アメリカ。小さな町のカメラ屋に勤めるアン(リリ・テイラー)は、プラハに転勤になったボーイフレンドから別れを告げられ自殺を図る。電話相談室“ホープライン”で悩める人々の話相手をしているドン(アンドリュー・マッカーシー)は命をとりとめた彼女から電話を受ける。その後、アンは恋人にビデオレターを送ることにして、国際宅配便で働く隣人のポール(アレクシス・アークェット)に発送を頼むが、ポールは勝手に中身を見てしまい、送らずじまい。アンは偶然、店にきたドンと知り合う。人生に迷っていたドンは、アンの「幸せは不公平なものね」という言葉に興味を持ち、彼女にひかれる。二人は結ばれるが、アンはその姿をビデオにこっそり収めて恋人に送った。そんな折り、ドンは、“ホープライン”で相談に乗った鬱病のスティーヴ(リチャード・エドソン)が拳銃自殺しようとするのを制止しようとして誤って撃たれ、瀕死の重傷を負う。事件を知ったアンは彼の無事を見届けるとプラハから帰ってくる恋人から逃げるために町を去った。数年後。セールスマンになり、日々をすごしていたドンは都会の公園で偶然、アンと再会するのだった。
スタッフ・キャスト
- 監督
- イザベル・コイシェ
- 脚本
- イザベル・コイシェ
- 製作
- エディ・サエタ
- 撮影
- テレサ・メディーナ
- 美術
- チャールズ・アームストロング
- 音楽
- アルフォンソ・ビラロンガ
- 編集
- キャスリン・ヒモフ
- 衣装デザイン
- アグネス・ボネット
- ローラ・ヴィレスキューザ