死ぬまでにしたい10のこと

劇場公開日

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解説

癌を宣告された若い女性が残りの人生を悔いなく生きる様を描いた感動作。監督・脚本は「あなたに言えなかったこと」のイザベル・コヘット。製作総指揮は「トーク・トゥ・ハー」などの監督として知られるペドロ・アルモドバルほか。撮影は「死者とのちょっとした取引」のジャン・クロード・ラリュー。出演は「めぐり逢う大地」のサラ・ポーリー、「ウインドトーカーズ」のマーク・ラファロ、「デュエット」のスコット・スピードマン、「トーク・トゥ・ハー」のレオノール・ワトリング、「コップランド」のデボラ・ハリー、「ミリオンダラー・ホテル」のアマンダ・プラマー、「フリーダ」のアルフレッド・モリーナ、「めぐり逢う大地」のジュリアン・リチングズほか。

2002年製作/106分/スペイン・カナダ合作
原題:My Life Without Me
配給:松竹

ストーリー

清掃の仕事をしている23歳のアン(サラ・ポーリー)は、夫のドン(スコット・スピードマン)と、二人の娘とトレーラーハウスで暮らす主婦。しかしある日、突然の腹痛に倒れ、トンプソン医師(ジュリアン・リチングズ)に癌で余命2~3ヵ月と宣告される。アンはドンと母(デボラ・ハリー)には貧血だと説明。そして夜更けのコーヒーショップで今までの人生を振り返りつつ、死ぬまでにしたいこと10項目のリストを作る。さっそくそれを実行していくアン。そんな時、コインランドリーで、コーヒーショップにいた男リー(マーク・ラファロ)が声をかけてくる。帰宅し洗濯物の袋を開けると本が一冊入っており、電話番号を書いた紙が挟まれていた。恋人と別れたばかりというリーの家を訪ねたアンは、彼と恋におちる。優しい夫のドンには、隣の家に越してきた自分と同じ名前のアン(レオノール・ワトリング)が、新しいパートナーになってくれるよう密かに願う。そして、10年も刑務所にいる父(アルフレッド・モリーナ)と面会。したいことを一通り実行したアンは、母やドンやリーに最後のメッセージをテープに録音して、亡くなるのだった。

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映画レビュー

4.0【貧しいながらも幼き娘二人と優しき夫と暮らしていた女性が、余命宣告を受けて初めて”生”の尊さに気付いていく物語。人生の終焉を告げられながら、僅か23歳でここまで出来る人間は素晴らしいと思った作品。】

NOBUさん
2022年4月21日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

悲しい

知的

幸せ

ー 23歳のアン(サラ・ポーリー)の家族は、失業中の夫ドン(スコット・スピードマン)と二人の幼き娘、ペニーとパッツィー。
  貧しきながらも、幸せな生活を送っていたアン。
  ある日突然、腹痛に倒れたアンが検査を受けると、「あと2-3カ月の命」と宣告される。
  誰にもその事実を話さないと決めた彼女は、「死ぬまでにしたいこと」リストを作り、一つ一つ実行していく。

■アンが夜のダイナーで書いた、10の死ぬまでにしたい事。
 1.娘達に毎日愛しているという。
 2.娘達の気に入る新しいママを探す。
 3.娘達が18歳になるまで、誕生日にメッセージを贈る。
 4.家族でビーチに行く。
 5.好きなだけお酒とタバコを楽しむ。
 6.思っている事を話す。
 7.夫以外の人と、付き合ってみる。
 8.男性を夢中にさせる。
 9.刑務所のパパに会う。
 10.爪とヘアスタイルを変える。

 この中の”3.娘達が18歳になるまで、誕生日にメッセージを贈る。”は、橋本愛さん主演の「バースデーカード」で同テーマを軸にオリジナル脚本で勝負する吉田康弘監督により、描かれている。

◆感想<Caution! 内容に触れています。>

 ・サラ・ポーリー演じるアンは突然の余命宣告及び体調不良にも拘らず、家族の前では気丈に振舞う。
 - サラ・ポーリーの好演が光る。-

 ・恋人に去られたリー(マーク・ラファロ)とコインランドリーで出会うシーン。
 リーは病気の疲れなのか寝てしまったアンを朝まで愛おし気に見ている。
 しかも、アンの洗濯物も全て折りたたんでいる。
 そして、彼がそっと忍ばせた本には、連絡先が書いてある。
 - 上記、7.8に当たるのだが、品よく描かれている。ガランとしたリーの部屋でアンと語り合うシーン。他のレビュアーさんのコメントでは”不倫”と否定的に書かれている方もいらっしゃるが、私はアンの行動を是と捉えた。何故なら、アンはドンと17歳で知り合い19歳で子を設けている。推測であるが、アンは男性との交流は殆どなかったのではないか、と思ったからである。更に書けば、二人が情交するシーンは描かれていない。(有無は別。)死を目前にしての人間の行動欲望としてとらえた次第である。
   そして、雨の中、車の中でアンを迎えに来たドンの姿を見て、ハンドルに顔を付け涙するリー。
   彼女がリーに残したメッセージ”家具を買って・・。そして、部屋を新しく塗り替えて・・。”
   今作のラストシーンはリーが壁を塗る後ろ姿である。
   アンは死しても、リーに生のメッセージを遺したのだ・・。-

 ・臨家に越して来た同じ名前のアン(レオノール・ワトリング)が彼女に語った哀しき経験と彼女が行った行動を聞いたアンは、彼女を家に招く。
 ”帝王切開したら、シャム双生児だったの・・。父親は目も向けなかったわ。けれど、私は最後まで抱っこしていたの。冷たい部屋で最期を過ごすなんて悲しいじゃない・・。”

<車の中で、一人娘達へのバースデイメッセージをカセットテープに吹き込むアンの姿。夫への謝罪、母親への励ましの言葉。
 人生の終わりを迎えるにあたって、僅か23歳でここまで出来る人間は素晴らしいと思った作品。
 今作は、ペドロ・アルモドバルが製作を務めているが、成程彼らしい作品の風合だな、と思った作品でもある。>

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NOBU

5.0後悔なく生きることは、我儘とは違う。

N.riverさん
2021年10月21日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

死を前にしたなら「そのときの気分で」なんてのんきなことは言ってられない。
限られた時間を自らの思いに従い、一瞬一瞬を誠実に、
無駄遣いすることなく生きるほかなくなるだろう。
だから10のしておきたいことを、主人公はピックアップした。
その誠実さは、裏切ることなく周囲へ伝わる。
それが「私がいなくなった私の世界」にたった一つ、
私の痕跡として残される。
愛は偉大と思わずにおれない。

ラストの何とも言えない穏やかで幸せそうな映像は、
果たして主人公の妄想なのか、現実なのか、分からない。
ただどちらにせよそうであれば誰も打ちひしがれることない
穏やかな「その後の世界」は主人公も含めてなんてハッピーなんだ
と思えてならなかった。
わがままだけなら逆の光景が広がっていたのでは、と思うほど。

プライムビデオで鑑賞した本作だが、
レビューにただの不倫映画だ、と酷評もいくらかあった。
だがあの出会いがなければ主人公は土壇場でおそらく、
十七歳の自身を後悔したと思う。
夫に不満を抱えてしまったのではないかと想像する。
予感があったからこそ主人公はリストに挙げ、
あったかもしれないもう一つの道、を確かめようとしたのだと思っている。
夫を、自身を、恨まないために。
(でないと夫の次の幸せなんて考えられないし、そんな夫に育てられるだろう子供の幸せを願えば、主人公こそ納得して次へ送り出す準備が必要である)
望んだ出会いも主人公が自身に誠実であればこそ、
痴話に終わることなどなかったのだから、
相手もまた救われたというのだから、
あとは墓場まで秘め事と持って行くだけ。
それがあったからこその穏やかなハッピーエンドだと思っている。

ともかくフィクションにありがちな、
ありがちだから死に際に別れを惜しんでお涙頂戴、とは果てしなく異なる、
大人な展開だと感じて止まない。

とてもリアル路線の、それでいて夢のような物語。
公開終了間際に滑り込みで観ることができて本当によかった。

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N.river

3.0もし自分ならと考えて見てると

aiueoさん
2021年9月15日
iPhoneアプリから投稿
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aiueo

0.5内容が薄い、軽い。

軍曹さん
2021年8月9日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD
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軍曹
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