アサインメント
劇場公開日:1998年5月23日
解説
国際的テロリスト逮捕のため彼の替え玉に選ばれた男の苦闘を描いたサスペンス・アクション。実在のテロリスト、カルロス・サンチェスの逮捕時の取材を基に映画化。監督は「スクリーマーズ」のクリスチャン・デュゲイ。脚本は「告発」のダン・ゴードンとテロリスト研究の権威サビ・H・サブタイの共同。製作は「スクリーマーズ」のトム・ベリーと「スキャナース2」のフランコ・バチスタ。撮影はデイヴィッド・フランコ。音楽はノーマンド・コーベイル。美術は「スキャナース3」のマイケル・ジョイ。編集はイヴ・ラングロワ。出演は「マイケル・コリンズ」のアイダン・クイン、「同居人 背中の微かな笑い声」のドナルド・サザーランド、「死と処女」のベン・キングスレーほか。
1997年製作/118分/アメリカ
原題または英題:The Assignment
配給:ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント
劇場公開日:1998年5月23日
ストーリー
1986年。国際的テロリスト、通称“ジャッカル”ことカルロス・サンチェス(アイダン・クイン)を追うCIAとモサドは、誤認逮捕してしまったほど彼に生き写しの米国の海軍大佐アニバル・ラミレス(アイダン・クイン=二役)を使っての替え玉作戦でカルロス逮捕へ向けて動き出す。良き家庭人であるゆえに当初は抵抗したラミレスだが、CIAのフィールズ(ドナルド・サザーランド)とモサドのアモス(ベン・キングズレー)による苛酷な極秘訓練ののち、やがて心身ともにカルロスの替え玉になりきった。87年5月、リビア。潜入したラミレスはカルロスの愛人アニエスカを誘惑してカルロスをおびきだす作戦に出たが失敗に終わり帰国。だが、カルロスの人格がとりついたゆえに、ラミレスは以前の自分を失ってしまっていた。かくして彼は自身を取り戻すため、カルロスを完全に抹殺すべく作戦に復帰。87年10月、ベルリン。ついに本物のカルロスと対峙したラミレスだが、カルロスは逃亡。だが結局、94年、カルロスはついにスーダンで逮捕されたのだった。
スタッフ・キャスト
- 監督
- クリスチャン・デュゲイ
- 脚本
- ダン・ゴードン
- サビ・H・シャブテイ
- 製作
- トム・ベリー
- フランコ・バティスタ
- 撮影
- デビッド・フランコ
- 美術
- マイケル・ジョイ
- 音楽
- ノーマンド・コーベイル
- 編集
- イブ・ラングロワ
- 衣装デザイン
- エイダ・レビン
- 字幕
- 菊地浩司