風速七十五米

劇場公開日:

解説

「黒の札束」の高岩肇が脚本を執筆、「夜の配当」の田中重雄が監督したアクションもの。撮影もコンビの高橋通夫。

1963年製作/88分/日本
原題または英題:Typhoon Reporter
配給:大映
劇場公開日:1963年7月13日

ストーリー

毎朝新聞の田村信一郎は東海地方の台風を取材し、「その猛威を痛感、東京の夜空を彩どって林立するネオン塔がきわめて危険な存在であることを各方面に説いて回っていた。そのころ、某社が計画中の東洋一の大ネオン塔工事の入札を、名古屋の遠藤組と東京の丸高組が競い、結局、工事は丸高組が請負うことになった。敗れた遠藤組はさかんに工事の妨害を行う。それを直接指揮しているのは遠藤の右腕木谷明で、田村記者の学校友達だ。完成の当夜、ネオンはダイナマイトを仕掛けられて爆発してしまう。一年保障をしていた丸高組長丸山は、全額負担で期日までに建造しなおさねばならぬ。昔気質の彼は私財をすべて抵当に入れ、工事を捻出したが、何者かに襲われ一命を失った。遠藤組になぐり込もうとはやる組員を制したのは、丸山の一人娘で田村や木谷と同級生の照子だ。彼女は父の遺志を完成するため、陣頭に立ってネオン工事に没頭する。一方、田村は工事妨害と丸山殺害の真相をつかみかけていた。完成期日にあと一日、史上最大の台風が東京に迫りつつあり、田村は照子の一身を案じ雨まじりの強風の中を現場へ急行する。最後の一日の、突貫工事のため作業員をかり集めた照子は、嵐をついて工事場へ急いでいた。そのころ、木谷は、田村殺害と工事妨害を遠藤に命じられ、同じく現場へ向っていた。風速七十五米下、ビルの屋上に対決する二人。

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スタッフ・キャスト

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映画レビュー

3.0台風シーンはかなり迫力あったけど…

2021年8月19日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:映画館

展開が早いというか雑というか…90分弱でまとめるにはこれでも限界なんだろーなー。しかし台風シーンは白黒でミニチュアでも迫力十分。職人技な感じがひしひしと伝わってくる。

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peanuts

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