東京タワー

劇場公開日:

解説

映画化された「冷静と情熱のあいだ」も話題を集め、「号泣する準備はできていた」で直木賞を受賞した江國香織による小説を、黒木瞳と岡田准一の主演で映画化したラブストーリー。美しい夜景の東京タワーを背景に、年上の女と年下の男という2組のカップルが織りなす、都会の恋愛模様を描いた。

青山でセレクトショップを経営する41歳の詩史は、夫がいる身ながら、友人の息子である20歳年下の大学生・透とひかれ合い、逢瀬を重ねている。それぞれの部屋からは移ろう季節の中でも変わらない東京タワーが見え、そんな部屋で、純粋で一途な透は気まぐれな詩史からの電話を待っている。そんな透を、詩史は愛しく感じていた。一方、透の親友の耕二も、同年代の恋人がいるにもかかわらず、専業主婦の人妻・喜美子との愛におぼれていた。それぞれの愛に満ちた時を過ごす2組だったが、やがて2つの恋にも終わりがやってくる。

詩史役は映画「阿修羅のごとく」やドラマ、CMなどで幅広く活躍する黒木瞳、透役は「木更津キャッツアイ」シリーズの岡田准一。耕二をドラマ「きみはペット」も話題となった松本潤、喜美子を「ヴァイブレータ」や「赤目四十八瀧心中未遂」で各映画賞の主演女優賞を数多く受賞した演技派・寺島しのぶが演じた。監督は、これまでテレビドラマやドキュメンタリー番組などを手がけ、これが映画監督デビュー作となった源孝志。脚本はドラマ「南くんの恋人」などの中園ミホと源監督が共同で手がけた。

2004年製作/125分/日本
配給:東宝
劇場公開日:2005年1月15日

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映画レビュー

4.5サントラが秀逸

2024年3月12日
Androidアプリから投稿

萌える

映像がとても素敵で、この作品程東京タワーが綺麗に、それぞれの季節の表情を観れるのは無い、と思っている。
背伸びしたような、大人な恋愛
脚本・音楽・映像っと造り上げた舞台は確かなのに、どうもそこでの演技⁉️は、野暮
監督の意図なのか、他のファイナルカットのなせる技なのか、残念な仕上がり。なんせ、共演のイメージがまだ「失楽園」の影響が強いのだから、なおさら乗っかる様でわ、情けない。
しかし、オリジナルサウンドトラックCDしっとりした東京の風景に似合う、名曲集であり名盤です。

☆作品の風景カットだけ集め持っていたい。

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too-ku-o

FOREVER MINE/山下 達郎

2023年2月9日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

宝塚歌劇団月組トップ娘役の黒木瞳主演。相手役はジャニーズ事務所の岡田准一(V6)と当時はまだCDデビューしてないジャニーズジュニアの松本潤。
これだけの面子が揃えば映像美だけは期待出来る作品。
内容は昼ドラレベルの下らない不倫だが 綺麗な顔が揃うと映像美だけでも興味くらい持ってしまうし、結果的には映画としての興行の成功に繋がる。

それにしても同じ不倫でも立場が変われば見方も変わるものかと思ってしまう。

ちなみに東京スカイツリーが東京タワーの後継者として開業したのが2012年5月22日、
つまり8年後の未来社会には東京タワーは用済みになる(又は昭和レトロとしての懐かしい代物)。

歴史の教科書を紐解くと上映当時から新タワー構想((在京6社新タワー推進プロジェクト))はあったみたいです。

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HILO

3.0恋はするものじゃなくて、 落ちるものなんだ。

2020年4月26日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

2019年9月1日

#東京タワー 鑑賞

恋はするものじゃなくて、落ちるものなんだ。

不倫の恋に溺れていく2組の若い男と人妻のお話。
##黒木瞳#岡田准一#松本潤#寺島しのぶ#岸谷五朗#余貴美子#宮迫博之#平山あや

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とし