東京タワー(2004)のレビュー・感想・評価
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FOREVER MINE/山下 達郎
宝塚歌劇団月組トップ娘役の黒木瞳主演。相手役はジャニーズ事務所の岡田准一(V6)と当時はまだCDデビューしてないジャニーズジュニアの松本潤。
これだけの面子が揃えば映像美だけは期待出来る作品。
内容は昼ドラレベルの下らない不倫だが 綺麗な顔が揃うと映像美だけでも興味くらい持ってしまうし、結果的には映画としての興行の成功に繋がる。
それにしても同じ不倫でも立場が変われば見方も変わるものかと思ってしまう。
ちなみに東京スカイツリーが東京タワーの後継者として開業したのが2012年5月22日、
つまり8年後の未来社会には東京タワーは用済みになる(又は昭和レトロとしての懐かしい代物)。
歴史の教科書を紐解くと上映当時から新タワー構想((在京6社新タワー推進プロジェクト))はあったみたいです。
恋はするものじゃなくて、 落ちるものなんだ。
2019年9月1日
#東京タワー 鑑賞
恋はするものじゃなくて、落ちるものなんだ。
不倫の恋に溺れていく2組の若い男と人妻のお話。
##黒木瞳#岡田准一#松本潤#寺島しのぶ#岸谷五朗#余貴美子#宮迫博之#平山あや
ええ男ええ女 それだけ
何でこれ観ちゃったのかと理由を考えてみたが、黒木瞳に「失楽園」」の再来を期待してたんだろうな多分。ていうか今更黒木瞳の裸見てもねえ、それ以前に映画のベッドシーンが嫌いになってしまったんで、スルーしようかと思った。
女性の脳内妄想を垣間見ただけの内容でした。全く話に乗れなかったのは、透と詩史の出会う必然性が無いこと(母親の職場についていく高校生いるか?)と、惹かれあうのが早すぎること。3年端折ってるから仕方ないけど、それがどうした?としか思えない展開。
意外だったのは、松本潤が結構な汚れ役。同級生の母親の件は、今ならYahoo!ニュース級のインパクトはあった。「松潤、3股の汚れ役の行方は・・・」て感じ。
寺島しのぶだけは圧巻の演技。ラブホテルのシーンはホントにエロい(飛び散る汗)。
序に、宮迫の「今夜は酢豚やな」も顔がエロい。
国民的女優2人×ジャニーズ演技派俳優の異色の共演
後に日本アカデミー賞で受賞する岡田准一と後に花男でブレイクする松本潤がこの映画で大物女優と共演し、恋愛物に出てたとは知らなかったです。
でも、二組のHのシーンもおぉ…とヤバかったです。
好きじゃないけど面白い
出てくる人が美男もしくは金持ちばかりで、舞台は飾られているものばかり、欲望、願望、嫉妬、憧れ…全く好きになれない作品だけれど、話としては面白いし、究極的にやりきっているところが凄いと思ってしまう。
それほど古い作品ではないと思うけれど、質感がものすごく古臭く感じるし時代遅れなような印象を持ってしまった。その質感は、個人的には好みではない。
うらやましい〜
42歳既婚の私にとっては、とてもうらやましいストーリーです!でも普通は大学生とお付き合いするなんてありえないです。今や、俳優業で活躍されている岡田くん、松潤の大人になっていく時期の演技が初々しくありとても魅力的に思います。そして女優陣も魅力的でかわいく美しくありたいと感じさせてくれます。寺島さんの運転シーンと酢豚、好きです。わかるな〜
この映画を観て、中年の女性の方が元気になってくれればいいと思います。
普通の女の人なら、若い男の子のことを考えると身をひくと思うけど、自信があるんだね。
この映画を観て、中年の女性の方が元気になってくれればいいと思います。
恋愛の抗えない甘さと野蛮さは、人生と相いれない、という台詞が全てで...
恋愛の抗えない甘さと野蛮さは、人生と相いれない、という台詞が全てで、それだけは共感できたけれど、他は共感できず、ここまで人を好きになれたら、それはそれでいいかなぁ、という他人事な感じの感想が残った。綺麗で、浮世離れしていて、なんというか、小説は読んでいないけれど、小説ならなんとなく綺麗な話としてまとまる気がするけど、映像だと非現実さや、どろどろしたものの違和感が勝ってしまう、という感じ。江國香織はどろどろしたものはあまり似合わないのかも、と発見する映画。一度観ればいい。
倫理観の否定以上に感じなかったのが残念
全体的な世界観は好みではあるが綺麗過ぎ。人の持つ欲望の業火のようなものがなく、倫理観の否定以上に感じなかったのが残念。「愛」は全てを失わせるというメッセージがあってもよかった。(14/12/20)
絵空事
拙ブログより抜粋で。
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人気女流作家・江國香織原作の同名小説の映画化。
最初に書いとく。これほどまでに作品世界に入れなかった映画は久々。
予告編を見たときから、自分とはかけ離れた世界の話ということである程度は予想してた。にしても、だ。
東京タワーを軸にした美しい映像は素晴らしいと思う。俳優陣の魅力も充分にスクリーンから溢れている。
しかし、一昔前のトレンディードラマのような設定や、いちいちが決め台詞のような小恥ずかしい台詞回しがあざと過ぎ、大人の恋愛ファンタジー、ある種の夢物語を通り越して、絵空事にしか見えない。
観る人によるのだろうが、筆者自身は自分の生活やモラル感と折り合う部分が皆無で、とくに前半、あまりに退屈で、座席に座っているのが苦痛でしかなかった。
中盤以降、不倫関係が泥沼化し始めてからは、少しは共感できる部分をなんとか見つけることができたのがせめてもの救い。
不倫中の四人の中では比較的庶民的な喜美子が“バージョンアップ”していく様は可笑しかったし、耕二にまとわりついてくる訳ありの同級生・吉田(平山あや)や同世代の彼女・由利(加藤ローサ)も、若いなりに演技こそ拙いが、この無味乾燥な作品の中ではそのピュアさが逆に潤いを与えてくれる。
一応常識的なモラルを持ちあわせている詩史の夫(岸谷五朗)や透の母(余貴美子)が絡んでくるようになって、ようやく観るに耐える状況が整った。
とりわけ透の母・陽子を演じる余貴美子の気迫の演技が白眉。前半のひょうひょうとした芝居から一転して、詩史に恨み節をぶちまけるシーン、マジ怖かったです。
他に見所がないせいでもあるが、筆者的にはこのシーンだけで元をとった気分。
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