ニライカナイからの手紙
劇場公開日:2005年5月28日
解説
「リリイ・シュシュのすべて」「花とアリス」の蒼井優が主演、沖縄の竹富島を舞台に、遠く離れて暮らす母親からの手紙に励まされながら生きる少女の姿を、温かなまなざしで描いたドラマ。竹富島で郵便局員の祖父と2人で暮らす風希は、幼いころ、いつか必ず帰ってくると言い残して東京へ行ったまま戻らぬ母の帰りを待ちながら成長する。母からは毎年手紙が届き、ある年に届いた手紙には、「風希が20歳になったらすべてを打ち明ける」と書かれていた。高校を卒業し、カメラマンになることを夢見る風希は、祖父の反対を押し切って上京。プロカメラマンのアシスタントとなり、慣れない都会や厳しい仕事に苦戦しつつも、母の言葉を胸に自分の写真を撮りはじめる。やがて母との約束である20歳の誕生日がやってくるが……。
2005年製作/113分/日本
配給:IMJエンタテインメント、ザナドゥー
スタッフ・キャスト
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2022年4月23日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル
母親の愛情がこれでもかと言う位溢れた物語でした。
竹富島の島民の優しさもまた溢れていました。
美しい風景に負けない位輝いる蒼井優でした。
感動の名作です。
2021年3月3日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館
石垣島近くの離島・竹富島。人口は1000人ほど。船着場には、沖縄の海と空がまぶしく映える中、ポツンと赤い郵便ポストが立っている。生活は苦しそうだが、住民が助け合って生きている様子がよくわかる。6歳のとき、安里風希の母は東京へ旅立ち、郵便局長の祖父と2人暮しを続ける。母親は毎年1月24日、風希の誕生日に手紙を送ってよこすが、帰ってくる様子はなく、やがて風希が高校卒業を迎える・・・
亡くなった父の遺影とともに父が愛用していたカメラに興味を持つ風希(蒼井優)。写真を撮ることの楽しさを覚え、やがてカメラマンを志すようになる。島では働き手が足りず、おじいには「海司(金井勇太)のとこの水牛の世話をせい」と島から出ることを禁止される。が、写真を撮りたいという自分の意志と東京に居る母親に会いたいという気持ちが強くなり、家を飛び出した。
冷静に観ると、カメラワークの拙さや現地エキストラの未熟な演技によって興醒めする部分もあったのですが、後半一気に感動の波が押し寄せてきて、涙をこらえることができませんでした。9.11衆議院選挙による自民党大勝によって、郵政民営化が確実なものになった今観ると、おじいが務める郵便局長もその座を奪われることになるんだろうなぁ。などと、側面からも哀愁を感じ、娘の想い、母の想いが熱く交錯してしまう。そして、「うつぐみ」という伝統的な相互扶助の精神。つらいことがあっても「なんくるないさぁ~」と声をかけたくなりますね(使い方違う?)
この感動を生むこととなった大きな要因は蒼井優と南果保の演技力。蒼井優の魅力全開、将来がとても楽しみです。
【2005年9月アートホール・・・だっけかな?】
2020年11月16日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:映画館
蒼井優さん、はまり役でしたね。
ステキな女優さんとは思ってましたが
とくにこの作品の蒼井優さん、良かったなぁ。
でも、西桟橋にポストは有りませんでした。(笑)
2020年5月2日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:DVD/BD
幼い頃に母親と離ればなれになった少女が既に亡くなってしまった母親から誕生日ごとに送られてくる手紙に励まされながら、生きていく物語。
人はどんな形であれ、例え、姿はなくとも決して、ひとりではない。
どんな形であれ、魂はその人の中にずっと根を張って生き続ける。
そんなメッセージを感じました。