同窓會(2004)

劇場公開日:

解説

「GOING WEST 西へ…」において人間の記憶という問題を提起、「故郷」において高齢者の体力という問題をとりあげ高齢者をテーマにした向井寛監督の3部作最終章。本作「同窓會」では生活をしているなかでの、孤独の感情を埋める”集合”が描かれ、戦後の混乱の中で日本を捨て海外へと渡ったのち、人生の終わりを日本で迎えるため60年ぶりに帰郷した一人の男が、かつての親友と青春の日々を取り戻す旅に出る。

2004年製作/100分/日本
配給:向井プロダクション
劇場公開日:2004年9月25日

ストーリー

親友たちは戦地で散っていったのに自分だけが生き残ってしまった罪悪感から、戦争終結後、逃げるようにペルーへ渡った俊作。そんな俊作が、実に60年ぶりに故郷・鹿児島へ帰ってくる。俊作はかつて旧制高等学校七高ナインで一緒に白球を追いかけていた、同級生の勝洋に再会する。ふらりとさまようように九州を旅する俊作を「一人にしてはいけない」と感じた勝洋は、どこまでも俊作について行こうと決意する。こうして、二人の珍道中が始まった。七高野球部の同窓生たちが二人を捜す中、月光写真家・正子(川原亜矢子)や伊集院(コロッケ)など様々な人々と出会い、生きる喜び、生命の尊さを秀作は全身で感じていく……。

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スタッフ・キャスト

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映画レビュー

3.5懐かしい加藤剛

2024年3月3日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

加藤剛扮する俊作は、終戦を迎え死ぬ事も出来ず恥ずかしい思いでいた。俊作はペルーから鹿児島に帰って野球部仲間を訪ねて歩いた。
加藤剛が懐かしいね。大岡忠相始まった頃は新進気鋭だったな。共演の愛川欽也や宍戸錠らとあちらで同窓會やってるかな。

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