21エモン 宇宙へいらっしゃい!
劇場公開日:1981年8月1日
解説
二十一世紀の未来都市で江戸時代から続いたホテルの二十一代目の跡継ぎ21エモンの活躍を描く。藤子不二雄の原作のアニメーションで、脚本は「一休さん 春だ!やんちゃ姫」の辻真先、監督は「がんばれ!!タブチくん!! あゝツッパリ人生」の芝山努、撮影は小山信夫、金子仁がそれぞれ担当。
1981年製作/92分/日本
配給:東宝
劇場公開日:1981年8月1日
ストーリー
二十一世紀。21エモンは江戸時代から二十代続いたホテル「つづれ屋」の一人息子で、ゆくゆくは父20エモンの跡を継ぐ予定だ。実は、21エモンは宇宙飛行士に憧れていたが、訓練に莫大な費用がかかり、つづれ屋の苦しい台所に、父にそのことをいいだせない。そこで、家業を手伝い、客を大勢呼び、チップで宇宙飛行士になる資金を嫁ごうとした。テレポーティションの能力を持つペットのモンガーや芋掘りロボットのゴンスケの協力で客は詰めかけたが、目標まではほど遠い。そこへ、21エモンに新作ロケットの試乗客に選ばれたという話が舞い込んだ。実はこの話は、かねてからつづれ屋を買収したがっていた隣のギャラクシーホテルの社長とその娘ルナの作戦だった。21エモンが宇宙飛行士になればつづれ屋を買収できると踏んだのだ。そうとは知らぬ21エモンはモンガー、ゴンスケを連れて太陽系一周の冒険旅行に旅立っていくが……。