Believer ビリーバー
劇場公開日:2004年6月12日
解説
心に傷を持つ詐欺師の青年と、彼の前に突然現れたポジティヴな女性の心の触れ合いを描いた青春ラヴ・ストーリー。監督は『サークルゲーム SURVIVAL 1』の多胡由章。脚本は、柿木三十郎と藤井清美の共同。撮影を「ぷりてぃ・ウーマン」の安田圭が担当している。主演は、「星に願いを。」の吉沢悠と「きょうのできごと a day on the planet」の伊藤歩。
2004年製作/91分/日本
配給:SUPLEX
劇場公開日:2004年6月12日
ストーリー
少年時代、スプーン曲げの超能力者として一世を風靡した英治。ところが、たった一度の失敗から嘘つきのレッテルを貼られた彼は、心の傷が癒えないまま、今は渋谷を根城にする名うての詐欺師となっていた。ある日、英治の前にカオルと名乗る謎の女が現れる。何事にもポジティヴ、そんな彼女に惹かれた彼は、やがて自分が詐欺師であると彼女に真実を告白する。しかし、実はカオルもまた英治を追うルポライターだったのだ。詐欺師でありながら、まんまと騙され自嘲する英治。だが一方、英治についての原稿をまとめ上げることに成功したカオルも、それを破棄してしまっていた。自分が彼の一面しか見ていなかったこと、何より彼への愛情に気づいたからだ。かくして、互いに改心し再会を果たしたふたりは、もう一度初めからやり直そうと誓い合う。