若き日の次郎長 東海道のつむじ風
劇場公開日:1962年1月3日
解説
次郎長シリーズの第三話。スタッフは前作「東海一の若親分」と同じ。
1962年製作/89分/日本
配給:東映
劇場公開日:1962年1月3日
ストーリー
甲府宿に落ちついた次郎長は、片目の不思議な人足、権に賭場で挑まれた。敗れた権は、次郎長に首を渡すと言い張ったが、次郎長は笑って別れた。甲府に、石松、仁吉、玉吉、長吉などがやって来た。次郎長はお蝶、大政らを津向の文吉親分の家へ行かせた。そんなところへ、権が猿屋の勘助の家にしょっぴかれたと人足が飛びこんで来た。病人まで働かせようとする三馬政に、手むかった権は、三馬政の親分勘助の家に連れこまれたのだ。次郎長は、鬼吉、石松を連れて勘助の家にのりこみ、権をとり戻した。そして、次郎長も子分の後を追って津向の文吉の家に行った。文吉親分の賭場では、お甲という女客が一人で勝ちまくっていた。そこへ、権から次郎長に至急甲府へ来てほしいと連絡が来た。権の人足仲間薩州が叩き殺されたというのだ。次郎長来るのしらせに、二足草鞋の勘助は、甲府勤番支配平垣三郎兵衛を抱きこみ、次郎長を召捕らせた。権と仲間の人足も一緒に捕えられた。留守を預る大政は、子分一統を引連れて甲府にのりこんだ。勘助と三郎兵衛は、次郎長達を祭りのイケニエにすることにした。大政らは策を練り、石松をわざと牢に入れ次郎長に連絡させた。祭りの当日、次郎長達は、牛車にのせられて町なかに引っぱりだされた。そこへ、大政らが斬りこんで来た。その最中、権はお甲をみてびっくりした。お甲は権の昔の恋人だったのだ。次郎長は勘助を斬り倒した。そこへ、平垣の隊が「御用」とばかり押寄せてきたが、「やくざ同志のデイリ」と次郎長はつっぱねた。しかし、平垣はどうしても次郎長召捕りにかかった。だが、町の人々が次郎長に応援するので平垣はしかたなく引上げて行った。大喜びの群衆と、新しく人足頭になった権と、お甲の睦じい姿を背に、次郎長一家は甲府宿を背にした。
スタッフ・キャスト
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清水の次郎長萬屋錦之介
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大政水島道太郎
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森の石松ジェリー藤尾
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関東綱五郎渥美清
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法印大五郎田中春男
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桶屋鬼吉加賀邦男
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吉良仁吉大村文武
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玉屋玉吉河原崎長一郎
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神戸長吉神木真寿雄
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片輪の権千秋実
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お蝶丘さとみ
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お竹北沢典子
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お甲星美智子
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おもと渡辺ともこ
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津向の文吉香川良介
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おとよ松浦築枝
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徳太郎堀正夫
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黒田屋喜左衛門北龍二
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甲州屋弥左衛門水野浩
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万屋片岡半蔵
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喜市杉狂児
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忠助尾上華丈
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雲州阿部九洲男
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加州中村時之介
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美州片岡栄二郎
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薩洲本郷秀雄
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追分三五郎和崎隆太郎
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大野鶴吉小山田良樹
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増川村仙右衛門波多野博三
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三保の豚松中村錦司
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お相撲常大前均
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猿屋勘助山形勲
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三馬政蔵沢村宗之助
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裕天仙之助尾形伸之介
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川崎馬定近江雄二郎
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荒川新太遠山金次郎
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平垣三郎兵衛柳永二郎
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「有らく」の主人熊谷武
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商人A源八郎
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近所の早耳伊吹幾太郎
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宿場人足A浜田伸一
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宿場人足B小森敏
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宿場人足C汐路章
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勘助の子分A南方英二