夢二

劇場公開日:

解説

「ツィゴイネルワイゼン」(1980)、「陽炎座」(81)に続く鈴木清順監督の「浪漫3部作」の完結編で、大正から昭和にかけて活躍した画家・竹久夢二の半生を幻想的に描き出す。

恋人の彦乃と駆け落ちするため夢二は金沢の湖畔へやってくるが、そこに彦乃は現れず、さらには静かで小さな村に突然の銃声が鳴り響く。妻を寝取られた男・鬼松が、妻と妻を寝取った男を殺して山に逃げ込んだようなのだが……。

夢二役は「カポネ大いに泣く」(85)に続き清順監督作の主演となった沢田研二。2012年、「ツィゴイネルワイゼン」「陽炎座」とあわせてニュープリントでリバイバル上映。2023年には鈴木清順監督生誕100年を記念した特集上映「SEIJUN RETURNS in 4K」にて、4Kデジタル完全修復版で公開。

1991年製作/128分/日本
配給:リトルモア、マジックアワー
劇場公開日:2023年11月11日

その他の公開日:1991年5月31日(日本初公開)、2012年1月14日

原則として東京で一週間以上の上映が行われた場合に掲載しています。
※映画祭での上映や一部の特集、上映・特別上映、配給会社が主体ではない上映企画等で公開されたものなど掲載されない場合もあります。

スタッフ・キャスト

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受賞歴

第44回 カンヌ国際映画祭(1991年)

出品

ある視点部門
出品作品 鈴木清順
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映画レビュー

2.5斬新な映像

2024年11月28日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

2024年9月2日、BS松竹東急で4Kデジタル完全修復版が放送された。 録画を試聴。 斬新な映像が印象に残る。 主人公の夢二がただのスケベにしか見えず、深みが感じられなかった。観る側の問題なのか、時間を置いて後でまた観てみようと思う。

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Don-chan

2.5花様年華のあの曲が

2024年9月4日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

鈴木清順という変わったおじいちゃんはキライじゃないんだけど、映画のほうは··· 余貴美子、広田レオナ、毬谷友子と個性的な女優を起用する目のつけどころはさすがデス。 とくに吹越満と2度くっついたり離れたりの広田レオナ様の漬物樽シーンは見ものでした。 大根にしておくにはもったいないキレイなお御足。 花様年華のあの曲のルーツがこちらの映画だったとは😅

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カールⅢ世

3.0鈴木清順の世界

2024年9月3日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

楽しい

怖い

興奮

画家・竹久夢二をモデルにした幻想的な作品で、監督が鈴木清順なので理解する、というよりは独特の映像美を楽しむ感じ。 夢二(沢田研二)は駆け落ちするために金沢にやってくるが、銃撃事件が発生し、犯人は山に逃げ込む。 いろんな女性が登場、いずれもとても美しく撮られている。 色彩が豊穣で、沢田研二の色気もタジタジといった感じ。

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いやよセブン

0.5奇想天外

2024年9月1日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:映画館

支離滅裂で奇想天外な脚本 当時としては、斬新な手法で撮影したんでしょうね

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映画イノッチ