大江戸浮世風呂譚 卍舞

劇場公開日:

解説

江戸時代の、現代で言うソープランド″浮世風呂″を舞台に、そこに集う人々の生き様を絡めながら、許嫁を殺された復讐を遂げる湯女の姿を描いたエロティック時代劇。監督は小笠原佳文、脚本は伊東恒久、撮影は宮島正弘が、それぞれ担当。主演は、ヌードも披露した喜多嶋舞。

1994年製作/74分/日本
配給:東映ビデオ
劇場公開日:1994年11月

ストーリー

徳川三代将軍・家光の時代、丹前風呂(俗に言う浮世風呂)「竜宮屋」にお蝶という湯女がいた。その華やかさと優しさで人気を誇っていたお蝶には、人には話せない暗い過去があった。実は、お蝶は武家の娘で、本名をお絹と言った。彼女は、要之進という侍と所帯を持つことが決まっていたのだが、祝言をあげようという矢先、要之進は、黒岩という旗本の放蕩息子に毒を盛られて殺されてしまう。その上、お絹も黒岩になぶりものにされ、お家も崩壊させられてしまうのだった。身も心もボロボロにされたお絹は、黒岩への復讐だけを生きる支えとし、湯女・お蝶に身を窶して、その機会を秘かに狙っていた。そんなある日、お蝶はある客から黒岩が江戸へ戻って来る、という情報を得る。ところがその晩、浮世風呂の噂を聞いた遊び好きの黒岩は、自ら敵陣とは知らずにやって来るのだった。お蝶は、要之進の弟・新三郎や湯女仲間たちと共に、黒岩を迎え撃ち、復讐を果たすことに成功する。

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