僕だけがいない街

劇場公開日:

僕だけがいない街

解説

三部けい原作の大ヒットコミックを藤原竜也&有村架純共演で実写映画化し、タイムリープによって18年前の児童連続誘拐事件の謎に迫る青年の奮闘を描いたSFミステリー。ピザ屋でアルバイトする売れない漫画家・悟は、ある日突然「リバイバル」という特殊な現象に見舞われるように。それは、周囲で悪いことが起きる気配を察すると自動的にその数分前に戻り、事件や事故の原因を取り除くまで何度でも繰り返すというものだった。リバイバルによって大事故を防いだものの自らが大怪我を負った悟は、同僚の愛梨や上京してきた母の看病で回復していく。そんなある日、悟の母が何者かに殺害されリバイバルが起きるが、今回はなぜか数分前ではなく18年前だった。そこは、悟の同級生が被害者となった連続誘拐殺人事件が起きる直前の世界だった。監督は「ツナグ」「ROOKIES 卒業」の平川雄一朗。

2016年製作/120分/G/日本
配給:ワーナー・ブラザース映画
劇場公開日:2016年3月19日

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(C)2016 映画「僕だけがいない街」製作委員会

映画レビュー

2.5原作は知らないけど

2024年7月15日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

単純

残念な感じ。起こってる出来事に理由とか必然性が無くて、どういう事?としか言いようがない。
藤原君の、そこまで絶叫するか?と疑問視させるいつもの叫びと、やけに可愛さを前面に押し出した有村架純。とにかく残念でした。

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とたすけ

4.5難解さは妄想でカバーしたい

2024年7月13日
PCから投稿

難しい

2016年の作品
漫画の実写化のようだ。
この物語からドラマ「テセウスの船」が作られたのだろう。
トム・クルーズ主演の「オブリビオン」とも似ている。
さて、
この作品の「リバイバル」の仕組みは難しい。
また、
違和感のあるタイトル 作中のカヨの文集「私だけがいない街」 虐待されていた彼女の想い その文集が悟の正義感を大きく刺激したのだろう。
悟の原点
この世界には過去も未来もなく、今だけがある。
箱の中に入ったパチンコ玉のように地球があって、すべては「いま」でしかなく、それぞれの今が一つの空間の中に無数に収まっているのが、この世界の真実なのかもしれない。
彼がリバイバルと呼ぶ歪み 彼がすべきことはこの作品のいまである2016年に始まったのではなく、ずっと昔から発生していた。
それはパラレルワールドとある種の幽体離脱のようなものの組み合わせなのかもしれない。
つまりファンタジー 夢 希望
小学生の悟が八代先生の犯行に気づき、確認するように尋ねる。
八代はそれを予想しており橋の上から悟を突き落とした。
しかし悟はその後の世界にも存在したのは、人生のすべてが同時に存在するからだろう。
この解釈を理解しなければこの作品の評価は難しくなる。
その同時の世界で、小学生の悟が殺され、大人になった悟が殺されることになる。
これが「仁~JUN」でいうところの歴史の修正というのだろうか、悟と矢代の対峙の事実そのものは2016年にあるのだが、小学生の彼が死んだときに証拠などが発見されたのだろう。おそらく1988年に八代は逮捕されたのだと思われる。
だから「2016年」の文字と悟の墓参りに集まった人には母「ありがとね、今年も集まってくれて」と言ったのだろう。
このシステム設定の解釈は難しい。
映画「クラウドアトラス」の設定も使っている。
同じ問題が1988年と2016年に起きた。この解決をしたいと強く願う悟 同じ記憶を持ったまま1988年と2016年でその解決に必死に取り組んだ。
変わらなかった結果は、この事件で悟が死んだということだ。
逆に、その問題に首を突っ込んだことと引き換えに悟が死んだと言えるだろう。
そうまでしてもやり遂げたいことに夢中になれるのは、幸せなことなのかもしれない。
彼が2016年の交通事故で見舞いに来てくれたのがカヨに変わっていた。
「幸せ?」
悟が訪ねるシーンがあるが、同時に悟自身この事件に関わり解決しようとしている自分自身に大きく満足しているのだろう。
異なる時代で同じ問題が発生する。これは悟の人生で最も大きな出来事であり、解決しなければならない使命を、悟は異なる時代で「受け取った」のだろう。
1988年の世界で八代が逮捕され、2016年では彼自身の行動が逮捕につながった。
当然過去が優先した現在になっているのだ。
「僕だけがいない街」
作品の最後にこの意味が解る。
少々難解なので妄想でカバーするしかないが、面白かった。

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R41

2.0邦画でありがちな改変

2024年3月26日
PCから投稿

原作というかアニメ作では犠牲はあったものの、ハッピーエンドで終わる内容だったのに、実写版の邦画になると「主人公の自己犠牲」によって物語が終わる。
本当に邦画の関係者は「犠牲」が好きだこと。
うんざりします。

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ビン棒

4.0なかなか面白い

2024年1月1日
PCから投稿
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