麻雀放浪記

ALLTIME BEST

劇場公開日:1984年10月10日

解説・あらすじ

阿佐田哲也のベストセラー小説「麻雀放浪記」の第1部「青春編」を実写映画化。敗戦直後の東京を舞台に、勝負師たちとの出会いを通して人生を学んでいく青年を描く。イラストレーターの和田誠が初メガホンをとり、「野菊の墓」の監督・澤井信一郎と共同で脚色。終戦後も学校へ戻らず無為な日々を過ごす青年・哲は、勤労動員の工場で働いていた時に博打を教えてくれた上州虎と再会する。虎に連れられてチンチロ集落を訪れた哲は、そこで出会ったプロの勝負師・ドサ健に、強烈な対抗心と奇妙な友情を抱く。数日後、哲はドサ健と共にアメリカ兵相手の秘密カジノへ繰り出すが……。真田広之が主演を務め、鹿賀丈史、高品格、大竹しのぶらが個性豊かな登場人物たちを演じる。

1984年製作/109分/日本
配給:東映
劇場公開日:1984年10月10日

スタッフ・キャスト

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受賞歴

第8回 日本アカデミー賞(1985年)

受賞

助演男優賞 高品格

ノミネート

作品賞  
監督賞 和田誠
脚本賞 澤井信一郎 和田誠
主演男優賞 真田広之
助演男優賞 鹿賀丈史
助演女優賞 大竹しのぶ
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(C)KADOKAWA 1984

映画レビュー

4.0 まっすぐなクズ。

2025年2月22日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:VOD
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すっかん

3.0 死んだら負けや

2025年12月14日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:TV地上波

驚く

ドキドキ

賭け麻雀の対局中に、心臓マヒかなんかで急死した相手に対し心配するでも中断するでもなく、吐き捨てるように老雀士がのたまう台詞がこれ
勝負には技量以前に必要なものがある、とも取れるが
技量で勝てない方が偶然タナボタに恵まれたのを正当化したようにも受け取れた
名優 高品格がその微妙な絶妙な処を表現
若造だった自分はしびれました
こんな俳優もういないね
あ、映画の内容は全然憶えてません😅

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やま

3.0 戦後の焼け野原の空気を再現した貴重な映像

2025年11月1日
PCから投稿
鑑賞方法:その他、TV地上波

アクションスターの印象の強い真田広之が、アクションじゃない演技で評価された珍しい映画。このとき大竹しのぶは、キャリア的に大女優の貫禄があった頃なのに、瑞々しい。かすかに妖艶な妖しさも醸し出しているから不思議な存在だ。

イラストレーターとして名声を得ていた和田誠が監督デビューということだが、裏廻しの座組がちゃんとあったのだろう。映画としてちゃんとしている。戦後の焼け野原を再現した特殊効果は、当時新鮮な驚きだった。今見ると、それなりに陳腐な映像かもしれない。使われている音楽も含めて、当時の空気を再現し、その時代に生きていた人たちを見せてくれた映像体験は新鮮だった。

ただし、麻雀のルールが良く分からないのと、勝負師の勝負の流れが伝わらないのがもどかしいと思った。

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うそつきかもめ

3.0 高品格さんは玄人博奕打ちの怪しさに満ちている

2025年5月23日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:映画館

楽しい

知的

斬新

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ねこたま