麻雀放浪記

ALLTIME BEST

劇場公開日:

解説・あらすじ

阿佐田哲也のベストセラー小説「麻雀放浪記」の第1部「青春編」を実写映画化。敗戦直後の東京を舞台に、勝負師たちとの出会いを通して人生を学んでいく青年を描く。イラストレーターの和田誠が初メガホンをとり、「野菊の墓」の監督・澤井信一郎と共同で脚色。終戦後も学校へ戻らず無為な日々を過ごす青年・哲は、勤労動員の工場で働いていた時に博打を教えてくれた上州虎と再会する。虎に連れられてチンチロ集落を訪れた哲は、そこで出会ったプロの勝負師・ドサ健に、強烈な対抗心と奇妙な友情を抱く。数日後、哲はドサ健と共にアメリカ兵相手の秘密カジノへ繰り出すが……。真田広之が主演を務め、鹿賀丈史、高品格、大竹しのぶらが個性豊かな登場人物たちを演じる。

1984年製作/109分/日本
配給:東映
劇場公開日:1984年10月10日

スタッフ・キャスト

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受賞歴

第8回 日本アカデミー賞(1985年)

受賞

助演男優賞 高品格

ノミネート

作品賞  
監督賞 和田誠
脚本賞 澤井信一郎 和田誠
主演男優賞 真田広之
助演男優賞 鹿賀丈史
助演女優賞 大竹しのぶ
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映画レビュー

4.0まっすぐなクズ。

2025年2月22日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:VOD
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すっかん

3.0高品格さんは玄人博奕打ちの怪しさに満ちている

2025年5月23日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:映画館

楽しい

知的

斬新

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ねこたま

4.0和田誠さんのイラストのファンです

2025年5月15日
PCから投稿

イラストレーター和田誠
彼の初監督作品です。

彼が決め最終的に選択する構図は、ワンカット、ワンカットが決まっており、そこは流石と思う。その道に長けているからこそ出来るものである。1984年公開ですが、見た目の作りは、そこから30年から40年は前に見えるような作りにしています。セットとロケの混合ですが、夜のシーンも多くモノクロは正解だと思います。映画に精通しており、著書含め多くの作り物に携わってきたこともあり「印象的に見せるための構図」は、プロとして意識して作っているように感じます。たしか絵コンテも自ら描き、それに沿って打ち合わせ、撮影・演技指導を行ったというような話を聞いたような…。和田監督が編集権を持っていたかは不明で、音の使い方など自由にできていたのか?気になるところです。

出演者はギラギラした目をした猛者の集まりというか、一筋縄ではいかない面々の集まりで、”近寄るな、甘くは無いぜと、誰も信用できない演技”を繰り広げています。とんでもない時代の、とんでもない人たちの話ですが、それゆえ引き込まれるのも事実だと思います。

勝鬨橋は本物か、銀座はセットだな、上野はロケっぽい、路面電車の石畳は地方でしょう、鉄道のブロックは…「すごいなこのシーン」和田監督の絵コンテ欲しい、そう思いながら見るのも楽しいものです。

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星組

3.0良き時代

2025年4月4日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

物心ついた時にはもう両親が仲間と毎夜麻雀してて
ジャラジャラの音で育った
大人たちの手を見て育った…
高校時代の自分も毎夜仲間と卓を囲み喋る
なんかいい時代だったな〜
と思い出しながら見ておくべき作品
遅まきながら…
素晴らしいキャストでカッコいい!
青春日本名画100選に入る(ゆるい)

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