震える舌のレビュー・感想・評価
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両親の愛情が薄い!!
初っ端から少女がストレス下に置かれていて、渡瀬・十朱夫婦の毒親臭が凄いです。父親は中盤から娘が死ぬ死ぬ言い出し、「お前が死んでもお前以外に子供は作らない」等とポエムを語るようになりますが、ラストは「うな重特上食いに行くぞ!」とケロッとしていました。母親は初めから愛情が薄く、ギャーギャー言って役に立たない感じでした。総じて私の両親にそっくりなので、毒親とはその時代特有のものなのだろうかという気づきがありました。病室のシーンは明かりが無くずっと暗くて観辛いですし、女医の演技が鼻に付きました。少女が苦しそうにしているだけで全然怖くなく、間延びして退屈ですし、チェロの音色も謎で、一体どの層を狙ったのかと言うマニアックな映画だと思います。現在に当てはめると、前半・コロナ怖いよー!!→後半・コロナ怖いよー!!で具体的な内容はあまりない映画だと思います。5chのコピペに釣られると、つまらなくて時間を無駄にします。
2020年4月18日 #震える舌 鑑賞 破傷風に侵された少女とその...
トラウマ安打製造機としての実績高い!!
トラウマモン
破傷風菌に侵され、恐ろしい症状に見舞われる娘昌子を献身的に支えた昭と邦枝の夫婦を描いたトラウマモノの闘病作品。
映画の良し悪しはさておき、自分は今作を観てしまったことを少し後悔しています。
もちろん娘の昌子を始めとしたキャスト陣は素晴らしい演技をみせてくれたのですが、その迫真すぎる演技と当時の映像の質感も相まって、破傷風の尋常じゃない恐怖が描かれていて、思わず目を背けたくなるシーンばかりの作品でした。
観るまでは破傷風に侵された娘が奇行や珍言を繰り出すような作品と思っていましたが、全編において瀕死のか細い呼吸で、光が当たる、大きな物音がするだけの条件で口から血を出さんばかりの絶叫や痙攣を繰り返される昌子を繰り返し繰り返し綴っていく内容で終始辛い気持ちなってしまった。
作品のコンセプト的には的を外してはいないし、素晴らしいメッセージ性のある作品なんだろうとは感じたが、もう少しハッピーなー展開が多くても良かったのではと感じた。
ラスト数分まで息が詰まるような作品でとても辛かった。
ラストがハッピーエンドで心の底から良かったと思えた作品だった。
子どもの頃
胸の芯にまで食い込む稀有な作品
怖かった
本気で怖かった。
病院での待合室の雰囲気がリアルにあって恐ろしい。
闘病生活に精神が磨耗していく両親も
女の子の濁音混じりの呻き声も痙攣で跳ね上がる体も舌を噛んで顎が真っ赤に染まっているのも怖い。
父親の、なにも罪を犯していないのに
こんなに苦しんで死んでしまうのなら、
一生子どもを作らずにずっとお前だけを愛するからねという独白や、病気に語りかける訴え。
母親の病室のドアを開けるのが凄く怖かったという声が
追い詰められるような気持ちにさせる。
破傷風の症状が本当怖い…
夜に見て泣いてしまった。
心霊とかサスペンスとかとは違う恐怖。
怖かった…でも治ってよかったよ…
小さな女の子が口内の血を吸出されるシーンも苦しい。
女の子の意識がやっと戻って怖かった、チョコパイ食べたいっていうシーン…もう泣いてしまう
お父さんが治った娘にリンゴジュース買って走るシーンが、缶ジュース抱き締めて泣き出すシーンが来てまた泣く。
娘がチョコパイやだ、ポテトチップス食べたい!って言うんですって
お母さんが笑ってお医者さんに言うところも本当に泣ける。
やっと元に戻れた、良かったとほっとする。
家族の愛情vsおぞましき病魔
当時はホラーと思ったが
実は破傷風にかかった娘の闘病記。
土中に潜む細菌によって引き起こされる症状はオーバーに描けば充分なホラーに。
夫婦の混乱は本当に酷い。
この映画を見たら、「お外で遊んだら手を洗いましょう」と言う親は物凄く増えると思う(笑)
ラストに「恐かった」と話す娘に涙しそうになります。
因みに予告編では煽りにあおった内容があり、悪魔が宿ったとかホラー仕立てになってます。
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