二人が喋ってる。
劇場公開日:1997年8月23日
解説
お笑いという厳しい世界に身を投じた若手女性漫才コンビの揺れ動く心の機微をつづった青春コメディ。監督は「金魚の一生」の犬童一心で、本作で96年度の日本映画監督協会新人賞を受賞した。脚本は小林ひろとしと犬童の共同。撮影を田辺司が担当している。主演は、吉本興業の女性漫才コンビの“トゥナイト”。94年度製作作品。キネコ。16ミリ。1995年11月3日大阪・キリンプラザ大阪にて上映。
1994年製作/67分/日本
配給:オンリー・ハーツ=スープレックス
劇場公開日:1997年8月23日
ストーリー
若手漫才コンビ“トゥナイト”のナルミは、最近思い悩んでいる。相方のシズカに口説き落とされてこの世界に入ったものの、恋愛すら満足にできない自分は、人生の無駄遣いをしているのではないかと考えていたのだ。もっと世界に役に立つことするべきではないのかと考えたナルミは、舞台を終えた後、ついに漫才を辞める決心をする。一方、ナルミにコンビを解消されてはこの世界で生きていく自信の持てないシズカは、夢の中で笑いの神とお笑いの神に、お笑いを愛するだけではなくお笑いに愛されるようになりなさいと諭された。しかし、翌日になるとふたりはケロッとして再び舞台に立って、喋っている。