パンダ物語 熊猫的故事

劇場公開日:

解説

日中国交正常化15周年、日中平和友好条約10周年記念作品。中国四川省を舞台に日本人の女性飼育係とパンダや中国の人々との交流を描く。脚本は水島総と錢道遠が執筆。監督は「あいつに恋して」の新城卓、撮影は「上海バンスキング(1988)」の丸池納がそれぞれ担当。

1988年製作/108分/日本・中国合作
配給:東宝
劇場公開日:1988年10月8日

ストーリー

動物園の飼育係として働く佳代の夢は、いつかパンダを飼育することだった。が、間もなく中国留学が決まり、夢は実現した。佳代は四川省へ着くなり、少年の龍龍と出会って一緒に傷ついた子パンダを助けた。その子パンダは元気を取り戻し華華と名づけられたが、ある日行方不明になってしまう。総出で雪山の捜索が始まり、佳代は思い立って初めて華華と出会った場所へ行き、見つけることができた。しかし、佳代は足をすべらせて華華と雪山に取り残されてしまう。歌を歌いながら救助を待っていると、龍龍が助けに来てくれた。中国の人々との暖かい交流のうちに佳代の留学も終わり、貴重な体験を胸に帰国するのだった。

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